巨人 岡本3年ぶり二盗&キャベッジ来日初盗塁で竜に“足攻返し” 新人捕手に中軸が塁上でも重圧

[ 2025年4月3日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人2―0中日 ( 2025年4月2日    バンテリンD )

<中・巨>4回、二盗を決める岡本。左は板山(撮影・光山 貴大)
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 巨人・岡本和真内野手(28)が2日の中日戦で初回に決勝の先制打を放ち、4回には今季初となる通算13個目の盗塁を決めた。二盗に限れば3年ぶり。“年に1度”の足技で沸かせた。中日の曲芸的な走塁で敗れた前夜の雪辱を果たし、阿部慎之助監督(46)も“暴走族”と称賛。開幕から4勝1敗とし、再び単独首位に立った。

 中日バッテリーだけでなく、スタンドの誰も想定していなかった。1点リードの4回1死。一塁走者の岡本が走った。どよめきが起きたのはカウント1―1からの3球目。中日・柳のモーションを完璧に盗んだスタートを切り、二塁を陥れた。

 「ノーマークだったので。1個でも先の塁に行けた方がいい」
 不動の4番が22年9月6日DeNA戦(東京ドーム)以来の二盗を決めた。昨季は9月26日のDeNA戦(横浜)で記録した本盗の1盗塁だけ。足で沸かせた。得点にはつながらなくても、初の先発マスクだった中日の新人捕手・石伊に重圧を与え、「僕の場合はね、しょっちゅう行けるわけじゃないので。もう1年分使い切ったって感じ」と笑わせた。

 前夜は7回無死二塁の守備で、投前の犠打が三塁完全アウトのタイミングながら、二塁走者・上林のタッチをかいくぐる「マジックハンド」でオールセーフ。これが決勝点につながり「足」にやられ今季初黒星を喫した。やられっぱなしで終わらせなかった。

 6回には右前打で出塁したキャベッジが、続く吉川の初球に相手捕手に送球すらさせない好スタートで来日初盗塁。「1つでも先の塁を狙うのは常日頃から心掛けている」と胸を張った。4試合で1盗塁だったチームが2個目の盗塁を決め、ヘルナンデスの右中間適時二塁打を呼び込んだ。就任当初、「信号無視しない暴走族をつくる」と掲げていた阿部監督は「暴走族だね」とにんまり。続けて「うちはグリーンライト(走りたい時に走っていい方針)だから、チャンスがあればね」とサインではないことを明かした。

 もちろん主砲はバットでもしっかり沸かせていた。初回1死一、三塁から左前へ先制の決勝打。「昨日負けていましたし、何とかっていうのがあった。良かった」。守って、打って、走る。隙のない阿部野球を4番が体現した。(小野寺 大)

 ≪キャベッジ球団新外国人5人目の開幕5戦連続安打≫キャベッジ(巨)が5試合連続安打。巨人新外国人の開幕戦からの5試合以上連続安打は83年スミス(5試合)、91年ブラッドリー(6試合)、13年ロペス(5試合)、14年アンダーソン(6試合)に次いで11年ぶり5人目。キャベッジが3日の中日戦でも安打をマークすれば球団新外国人最多タイとなるがどうか。

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