ソフトバンク 柳田が今季初勝利へ導く先制打&中押しソロ「やっぱ、1個勝つの難しいですよね」

[ 2025年4月2日 06:00 ]

パ・リーグ   ソフトバンク5―1日本ハム ( 2025年4月1日    エスコンF )

<日・ソ>5回、ソロを放つ柳田(撮影・高橋 茂夫)
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 ソフトバンクは1日、日本ハムを下して25年シーズンの初勝利を挙げ、開幕からの連敗を3で止めた。近藤健介外野手(31)が腰痛で離脱した中、チーム最年長の柳田悠岐外野手(36)が奮起。初回に先制の右前打、5回に中越え2号ソロを放ち、2安打2打点と打線を引っ張った。近藤の代役として2番に入った中村晃外野手(35)も2安打1打点と躍動。頼りになるベテランたちの活躍で悪い流れを断ち切った。

 先制打に豪快な中押しソロ。柳田が重苦しい雰囲気をバットで一変させた。

 「やっぱ、1個勝つの難しいですよね。開幕3連敗していたので、まずは一つという気持ちでした。非常にうれしいですね」

 日本ハムのホーム開幕戦でにぎやかだった敵地の歓声をため息に変えた。まずは初回無死一、三塁で先発・伊藤の内角高め直球に詰まりながらも右前に運ぶ先制打。「難し過ぎる投手なので、とにかく前に飛ばそうと」。先頭だった3―1の5回には2ボールから再び伊藤の内角高め直球を強振。低い弾道でバックスクリーンに運び、悠々とダイヤモンドを一周した。

 2試合ぶりの2号ソロなど2安打2打点の活躍。その裏には感謝の思いがあった。近藤が腰痛のため手術を受ける方向で長期離脱は避けられず、代役として2番には中村が入った。初回の第1打席では8球粘って右前打を放った。好機をお膳立てしてくれただけでなく、伊藤の球をじっくりと確認することもできた。「チャンスをつくってくれましたね。晃もしっかりヒット。やっぱ、さすがやな」。チーム最年長36歳の3番打者と35歳の2番打者。百戦錬磨の“おっさんず”が機能した。

 近藤を安心させるために何としても勝ちたかった。「コンちゃんには“戻ってくるまで頑張るわ”と。いい位置にいれば、彼もモチベーション高く(リハビリを)やれると思います」と頼もしかった。

 球団史上初の本拠地開幕3連敗を引きずらないよう、北海道入りした3月31日には気分転換を図った。「休みやったんで、すしに行きました」。新鮮なネタのにぎりを口に放り込み、バットでは白球をフェンスの向こうへと放り込んだ。

 今季はDHでの起用が中心になる予定だったが、この日は左翼で出場した。8回の守備ではフェンス際の左邪飛を好捕。小久保監督は「当初よりもDHが減ると思う」と守備でも期待した。攻守で流れを呼び込んだ柳田は「しっかりとトレーニングはできている。明日もあるので早く帰って寝ます」とらしさ全開で締めくくった。 (井上 満夫)

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