【センバツ】横浜・片山「心の整理が得意」猛攻呼ぶ度胸満点の1球

[ 2025年3月31日 05:04 ]

第97回選抜高校野球大会決勝   横浜11―4智弁和歌山 ( 2025年3月30日    甲子園 )

<横浜・智弁和歌山>6回、智弁和歌山・福元を三振に取った横浜・片山(撮影・岸 良祐)
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 たった1球で流れを変えた。3―1の6回1死三塁。横浜の左腕・片山大輔(おおすけ、3年)が4番・福元にカウント2―2となったところで登板。スライダーで空振り三振に斬り「打者の途中の登板は初めて。1球でアウトを取ろうと全力で投げた」と誇った。

 ブルペンで準備中、先発・織田が福元に投じた初球がファウルとなったところで「追い込んだら行くぞ」と村田監督から指示が来た。その意図を感じ三振狙い。内角低めを狙ったスライダーは内寄り高めに浮いたが、タイミングを外した。

 緊張はない。「心の整理が得意」な背番号18は度胸満点の1球で降板し、直後の猛攻を呼んだ。同期にエースの奥村頼、1学年下には織田がいる。ベンチに入るため「一つのアウトを確実に取れる投手になろう」と誓い、今の地位を確立した。

 同じ左腕でOBの西武・杉山に憧れて横浜に来た片山は言った。「杉山さんに“甲子園では自分の投球をしろ”と言われた。それが決勝でできて、優勝して幸せ」。この1球が夏につながっていく。

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