中日・井上監督が男泣き 監督初勝利の記念球は「みんなの気持ちが乗っている。宝物。大事に持って帰る」

[ 2025年3月30日 05:00 ]

セ・リーグ   中日1-0DeNA ( 2025年3月29日    横浜 )

<D・中>監督初勝利のウイニングボールを見つめる井上監督(撮影・長久保 豊)
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 中日・井上監督が泣いた。1―0の9回2死無走者、新守護神・松山が筒香を空振り三振に仕留めた瞬間、指揮官は目を潤ませた。開幕2戦目でつかんだ「監督1勝」。その記念球を受け取り、顔をくしゃくしゃにして喜びを爆発させた。

 「みんなの気持ちが乗っている。宝物。大事に持って帰ります」

 立役者の一人が先発の松葉だ。直球の球速は130キロ台前半ながら、ほぼ同球速のスプリットや、チェンジアップ、カーブなどで緩急を駆使。7回2安打無失点で今季初勝利。通算1000投球回にも到達し、「規定投球回もタイトルも一度もないですが、しがみついてやってきた。自分が監督に初勝利をプレゼントできると思っていなかった」と振り返った。

 打線も応えた。2回2死一、三塁で木下がバウアーから左前へ決勝打。23年に5試合対戦して3勝(0敗)を献上し対戦防御率1・59は同一カード別最高だった天敵に、通算6試合目で初めて土をつけた。横浜スタジアムでの「1―0勝利」は球団では22年9月28日以来3年ぶりだった。

 「選手が頑張っている姿がうれしかった。4番の(石川)昂弥にも初安打が出てね。いろんな意味での第一歩が踏み出せた試合。今日だけ初勝利の余韻にひたらせてもらい、明日からまたやっていく」。井上竜が“開幕”した。 (湯澤 涼)

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