ソフトバンク・山川「残り142試合切り替えます」 鷹開幕戦9連勝ならずも 先制打&積極走塁で躍動

[ 2025年3月29日 05:00 ]

パ・リーグ   ソフトバンク2ー8ロッテ ( 2025年3月28日    みずほペイペイD )

<ソ・ロ>3回、先制適時二塁打を放ったソフトバンク・山川(右)は笑顔でナインとタッチ(撮影・岡田 丈靖)
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 セ、パ両リーグで6試合が行われて開幕し、パ・リーグ連覇を目指すソフトバンクはロッテに2―8で逆転負けした。3回に山川穂高内野手(33)の二塁打で先制するも6回に暗転。先発で5回まで完全投球だった有原航平投手(32)が一挙6点を失うなど崩れた。開幕戦の8失点は現球団名となった05年以降でワーストタイ。17年から続いていた開幕戦の連勝は8でストップした。

 2017年から続いていたチームの開幕戦の連勝が8で止まった。それでも動じる必要はない。切り替えて次の試合に向かうまで。オフに入り「試合がない日々が寂しい」と口にしていた主砲・山川は待ち望んだ野球のシーズン到来をかみしめた。

 「やっぱり楽しかったですね。今日は負けてしまいましたけど、また明日から残り142試合、真剣勝負ができますから。オープン戦とは違って数字に出る。今日は良いヒットも出ましたし、最後のショートゴロも悪くなかった。いいものは残して、終わったことは切り替えます」

 不動の4番は3回2死一、三塁のチャンスで先制タイムリーを放った。ロッテの開幕投手・小島が初球に投じた外角のフォークを逆方向へ打ち返し、右中間への適時二塁打。昨季、本塁打王と打点王の2冠に輝いた鷹のポイントゲッターが頼もしい打撃を見せた。

 8回には果敢な走塁も見せた。1死後に遊ゴロ失策で出塁し、続く正木の右前打で全力疾走して一気に三塁まで進んだ。1死一、三塁となり、今宮の右犠飛でホームに生還。「こうやって走るために(キャンプで)ノックを500、600球を受けていたのでね」と笑みを浮かべた。

 移籍2年目のシーズン。キャンプでは新設されたS組で「ダラダラと長くやる」をテーマに掲げ、初日から10時間トレを敢行するなど独自の調整を行ってきた。狙いは長丁場で過酷なシーズンを戦い抜くことだ。疲れはもちろん、多少の痛みがあったとしても全試合に出場した昨シーズン同様に出続ける覚悟を固めている。

 開幕前日にも「143試合、全部出るのが一番の目標なので」と決意表明した山川。もちろん、その先にはリーグ連覇、日本一がある。新たに背番号5を背負い、不動の4番として今季も打線を引っ張っていく。(木下 大一)

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