広島・森下 「結果が全て。ああいう形で終わってしまい本当に残念」 初の開幕投手も初回に痛恨被弾

[ 2025年3月29日 05:00 ]

セ・リーグ   広島0ー4阪神 ( 2025年3月28日    マツダ )

<広・神> バックに声をかける広島・森下(撮影・大森 寛明)
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 広島・森下暢仁投手(27)が1球に泣いた。6年目で初の開幕投手を務めた28日の阪神戦で、初回に3番・佐藤輝に痛恨の先制2ランを被弾。7回2失点の力投むなしく黒星発進となった。打線も阪神・村上の前に沈黙し、元気なく零敗。マツダスタジアム通算7度目の開幕戦で、スタンドには最多を更新する3万2098人の大観衆。再び真っ赤に染まる29日の第2戦は負けられない。

 09年の開場以来通算7度目の開幕戦で、最多を更新する3万2098人が詰めかけた本拠地。大観衆の前で演じた力投は実らなかった。7回114球を投げ、4安打2失点。6年目で初の開幕投手を担いながら、敗戦投手となった森下は終始反省の言葉を並べた。

 「いい緊張感で(マウンドに)上がることができた。初回からいい流れをつくれたら良かったけど、ああいう形で終わってしまい本当に残念です…」

 誰しもが難しい初回の立ち上がり。文字通り1球に泣いた。1死から、中野を2球で追い込みながら四球。続く3番・佐藤輝に投じたカウント1―1からの3球目、チェンジアップが外寄りに甘く入ってしまっては痛打を免れない。先制2ラン被弾。痛恨だった。

 「結果が全て。あそこに投げてしまったこと、打たれてしまったこと、初回から向こうのペースにしてしまったことが、今日の負けにつながったと思う」

 2回以降は粘りの投球。5回での球数90球が示すように制球がままならず本調子を欠いた。だが、先頭打者に四球を与えても、安打を浴びても追加点を許さない。走者を置くとギアを上げ力と技で後続を断った。27歳が持つ威光だった。

 「初めての開幕(投手)でよく投げたし、ナイスピッチングだったと思う」。森下をねぎらう新井監督。2点を追う5回2死で打席にそのまま送り、6回以降も続投させた判断については「彼に開幕を任せたので行ってもらった」と説明した。

 「相手投手はリズム良く、いいテンポで投げていた。そういう面では、しっかり負けたな…と感じる。初回から粘り強く、ゲームをつくっていかないといけない。チームが勝てるようにリズムをつくっていきたい」

 栄えある初の大役はホロ苦い結果に終わった。主戦級とは、次週以降も対決が待つ。刺し身のツマ役は、もうごめん。信頼して託した指揮官の名に懸けて。開幕投手・森下暢仁の名に懸けて。(江尾 卓也)

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