日本ハム・金村 見せた!開幕投手の「修正力」 生命線カーブのリリースポイント見直しスライダーも好影響

[ 2025年3月20日 06:00 ]

オープン戦   日本ハム5-2巨人 ( 2025年3月19日    エスコンF )

オープン戦<日・巨>3回を終えた金村 (撮影・西川祐介)
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 開幕戦への準備は整った。日本ハム・金村尚真投手(24)が19日、巨人とのオープン戦に登板し、6回4安打1失点と好投。28日に控える西武との開幕戦(ベルーナドーム)の前では最後の登板で、変化球の制球を修正しながら尻上がりの投球を見せた。自身初の大役を務める3年目のシーズンインに、万全の状態で臨む。

 好投手に必要な条件の一つが、試合の中での「修正力」だ。調子が悪くても、最善の策を尽くして打者を抑える。自身初の開幕投手を務める金村が、今季最後のオープン戦登板で、まさにその投球を体現した。

 「真っすぐも変化球も高めに浮いたけど、うまくまとめられた。後半になって自分の中で少し(感覚を)つかんでカーブ、スライダーでカウントを取れたので良かった」

 序盤は変化球が安定せずに苦しんだが、「自分の中の生命線」というカーブのリリースポイントを見直した。後ろ気味になっていたものを自らの感覚と一致させ、徐々に前にリリースポイントを変更しながら最適な位置を探った。その相乗効果でスライダーなどの制球も安定。6回4安打1失点にまとめ、5回6安打3失点だった12日のロッテ戦から見事に修正した。

 この日の相手打者のキーマンは岡本だった。2回先頭で147キロの直球を左翼席に運ばれ、4回にも138キロのカットボールを左前打された。2安打を許している中で、6回2死で3度目の対戦。ここまで速球系を捉えられていたことを冷静に振り返り、フルカウントから田宮のサインに首を振った。最後は、試合の中で制球を取り戻したスライダーで空振り三振に仕留め「6回で終わりも聞かされていたので、なんとか最後いい形で終わりたかった」とうなずいた。

 収穫の多かった登板だが「まだまだいい投球ではないと感じた。開幕までにしっかり調整していければ」と見据える。残りは8日。最善の準備をして、開幕マウンドに立つ。(田中 健人)

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