【センバツ】健大高崎が春連覇へ初戦突破! 延長戦激闘制す 左腕・下重、涙の136球完投

[ 2025年3月18日 18:34 ]

第97回選抜高校野球大会第1日 1回戦   健大高崎3-1明徳義塾 ( 2025年3月18日    甲子園 )

<明徳義塾・健大高崎>延長戦の末に勝利し、最後まで投げ抜いた下重はガッツポーズ(撮影・椎名 航)
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 第3試合で、昨春王者で史上4校目の春連覇を狙う健大高崎(群馬)が昨秋四国大会優勝の明徳義塾(高知)を延長戦の末に下し、初戦突破を果たした。

 最速158キロを誇るエース・石垣元気(3年)は左脇腹を痛めており、ベンチスタート。背番号10の左腕・下重賢慎(3年)が先発登板した。下重は走者を背負いながら、味方の堅守にも支えられて3回まで無失点に抑えた。5回に同点を許したが、勝ち越しは許さなかった。

 3回の守備では好プレーが飛び出した。左翼の背番号19・佐伯幸大(3年)が、相手の4番・里山楓馬(2年)が放った頭上を越えそうな打球を背走しながらキャッチ。場内から大歓声が起きた。直後の4回にチームは1点を先制。佐伯の好守が流れを引き寄せた。

 6回以降はこう着状態。お互い譲らず1-1のまま9回に突入。2死一塁からは代打で、昨春選抜優勝に導いた左腕・佐藤龍月(りゅうが=3年)が登場した。佐藤は昨年選抜で5試合、計22回を無失点に抑えて優勝に貢献も、昨夏に左肘内側側副じん帯再建術(通称トミー・ジョン手術)を受けた。今大会は“代打枠”の背番号18でベンチ入りを果たした。

 試合は1-1で延長戦に突入。タイブレークとなった10回、栗原朋希(3番)が中前適時打を放って勝ち越し。さらに暴投でリードを広げた。10回の守備では、1死一、二塁から捕手・小堀が三盗を阻止する好送球。得点を許さず、下重は136球を完投した。

 ▼青柳博文監督 非常に厳しい試合だった。勝てて感無量。落ち着いて相手に飲まれないようにやっていこうと。(捕手の)小堀がしっかりリードして、下重がしっかり粘り強くなげてくれた。ピンチでも慌てず投げ切ったことがよかった。(石垣は)タイブレークで継投考えたが、点が入ったので回避した。石垣はいける状態。痛みもないということで今日も準備していた。次はいけると思う。

 ▼下重 なんとか勝ててほっとしている。石垣の状態がよくなかったので、自分がなるべく長いイニングを投げようと思っていた。後半調子を取り戻せたので延長戦は抑える自信があった。

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