広島外野手争い激化! 末包が大暴れ4安打1打点「開幕スタメン目指す」二俣、田村らに負けん

[ 2025年3月13日 05:00 ]

オープン戦   広島6ー2DeNA ( 2025年3月12日    横浜 )

<D・広>7回、広島・末包が同点適時打を放つ (撮影・村上 大輔)
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 外野の開幕スタメン争いが、がぜん面白くなってきた。広島は12日のDeNA戦(横浜)に6―2で逆転勝ち。7回にチーム46イニングぶりの適時同点打を放った末包昇大外野手(28)が4安打1打点と猛アピールすれば、途中出場の田村俊介外野手(21)も9回にオープン戦1号を放つなど3安打1打点と奮起した。先行する二俣を追って激化するバトル。「3.28」阪神戦(マツダ)先発に名前を連ねるのは誰か。 

 「久しぶりにしゃべりますね、ヤバ」

 帰りのバスへと急ぐ道すがら、末包はそう言って苦笑した。4回に左越え2点二塁打を放った2月23日の巨人戦以来、実に16打席ぶりに快音を響かせ、逆転勝利に貢献する4安打1打点。右へ左へ、広角に打ち分けた。

 まずは初回だ。1死一塁に二俣を置き、DeNA・ケイの152キロ内角高め直球を右前へ。3回2死一塁で遊撃内野安打を放つと、7回、1点差に迫ってなおも2死一、三塁の好機で、2番手・竹田の外角低めスライダーを左前へ運んだ。

 「(7回は)タイミングを早く取って振りに行けたので、前で泳いでヒットになるという形になった」

 5日のDeNA戦以来、チーム46イニングぶりのタイムリーが値千金の同点打。藤井ヘッドから“真っすぐで行くなら、もっとタイミングを早く取らないと、全部差されている”と直前に指摘され、修正を結果につなげた。

 「打点を多く稼がないといけない。去年から点が取れないと言われているので、自分が点を取れるようにやっていければ…と」

 5―2とした9回にも、無死一塁から5番手・篠木の甘い初球スライダーを左翼線二塁打とし、名誉挽回の4安打1打点。「なかなかヒットが出ていなかったので、良かったんじゃないの」。オープン戦の連敗を4で止めた新井監督は、4安打の末包を称えつつ、激化する外野の開幕先発争いに言及した。

 「みんな、しっかり振れていたんじゃないの?(林)晃汰もよかったし。競争は佳境。厳しい世界だからね。なかなか点が入らなかったので、雨の中、応援してくれたファンの皆さんも喜んでくれたんじゃないかな」

 外野の開幕スタメン争いは、売り出し中の二俣が先行。この日は末包だけでなく、途中出場の田村がオープン戦1号を含む3安打1打点。外野もこなし、8番・サードで先発した林も勝ち越しの同1号2ランを含む2安打とアピールした。

 「もちろん、開幕スタメンを目指しています。残り試合は少ないけど、どんどんアピールしていきたい」

 遅ればせながら、巻き返しを図る28歳。2軍には実績のある野間もいる。激化するバトル。目が離せない。(江尾 卓也)

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