カブス・鈴木誠也 弱点克服にスイング軌道の“変化”にチャレンジ中「なんか面白くないなぁ…って」

[ 2025年3月11日 18:05 ]

カブス・鈴木誠也(AP)
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 フジテレビ「すぽると!」(土曜深夜0・35、日曜後11・15)が9日に放送され、元メジャーリーガーで前西武監督の松井稼頭央氏(49)がカブスのキャンプ地を訪ねて今永昇太投手(31)、鈴木誠也外野手(30)を取材した模様をオンエア。メジャー4年目を迎えた鈴木が弱点克服に向け、スイング軌道の“変化”に取り組んでいることを明かした。

 2023年に日本人右打者としてはメジャー初となる20本塁打をマークし、昨季も21本塁打を放って2年連続20本塁打以上を達成した鈴木。

 だが、「2年連続同じような数字が続いてたんで、なんか面白くないなぁ…っていうのもあって、ちょっと変えてみようかなっていう形で」と取り組み始めたのだという。

 実は右投手が投げるバックドアが苦手。「こっちのピッチャーの外のシンカー、バックドアがどうしても手が出なくて」。外角のボールゾーンからストライクゾーンに入ってくる変化球に手こずっており、昨季は73球のバックドアに対して安打したのは12本と打率.164だった。

 この弱点を克服するべく現在取り組んでいるのが「(バットの)軌道的なものなんですけど。今までは上からつぶすようなイメージだったんですけど、ちょっと軌道を後ろにして」という新スイング。

 「ちょっと後ろから入ればある程度は始動も早くしていかないといけないので、振り出しながら見極めてってボール…みたいな感じで少しスイングの幅を広げられればいろんな方向でいい方向にいくかなと思ってはやってるんですけど」と説明した。

 「なるほど!」と笑顔でうなずく元メジャーリーガーの松井氏。そして、素人にも分かるようにスタジオ出演していた鈴木の“師匠”内川聖一氏(42)が解説を加えた。

 まず「右ピッチャーがアウトコースのボールからストライクに入ってくるボールのことをバックドアって表現するんです」と説明したうえで「そのバックドアの軌道に対してどのようにバットを入れたらいいのかっていうのを誠也選手、考えたんだと思うんです」と推察した。

 そして、「今まではどうしても上から見てますから、上から見て0から100みたいなイメージで打ってたんだと思うんですよ。ただ、ちょっと後ろからっていうふうになると、その分、時間はかかるんですよね。ただ、時間がかかる分、始動が早くできる。だから動きながら見極めるっていうところでいうと、僕らの表現でみると“振る見る”か“見る振る”かみたいな表現をするんですよ。“振る見る”は振る~見る、みたいな。振りながら。でも“見る振る”は見る、振るみたいな。なので鈴木誠也選手は“振る見る”の方向で振りながら見るっていうところでいうバットの軌道をしっかりラインに入れていきたいっていうことを言ったんだと思います。意外と見て振り出すと一気に力が入ってしまうっていうのでバットが止まらないことがあるんですよ。運転でいうとアイドリングみたいなものですね。いきなりエンジンかけてブン!と踏むよりもゆっくりアイドリングかけながら振りながらのほうが止まれたりするんですよね。本人のなかでは物凄い変化だと思いますけど、実際に大きく変わったかっていうとちょっと。本当にこの話を聞かないと分からない部分はあると思います」と話していた。
 

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