ドジャース大谷翔平 当面は打者に全集中!投手復帰新プランは6月以降を視野に

[ 2025年3月8日 01:30 ]

<ドジャース・レンジャーズ>初回、大谷は二塁打を放つ(撮影・沢田 明徳)
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 ドジャース大谷翔平投手(30)が6日(日本時間7日)、レンジャーズ戦に「1番・DH」で出場し、4戦連続安打&今春初のマルチ安打をマークした。打撃は好調を維持しているが、投手では当初予定されたキャンプ中の実戦形式の登板がなくなり、5月上旬を目標としていた復帰計画が再構築されていることが判明。18日の開幕戦(対カブス・東京ドーム)から約2カ月は打者に専念し、慎重に二刀流復活を目指す。 

 レンジャーズとのオープン戦後、デーブ・ロバーツ監督が大谷の二刀流復帰に関する重要な情報を明かした。「(打者で出場中の)試合の強度を考慮し、ブルペン投球を強化するタイミングではない、少しペースを落とそう、という判断」。「投手・大谷」の復帰プランは、新たな道を探ることになった。

 当初、ロバーツ監督は5月上旬の投手復帰を視野に大谷のキャンプ中のライブBP(実戦形式の打撃練習)への登板を示唆していたが、この日は「日本に行く前に(ライブBPでは)投げない」と明言。大谷は4度目のブルペン投球となった2月25日以降、ここまでブルペンに入っていない。ただ3日連続のキャッチボールで力強い球を投げ込むなど肩肘に問題はない。左腕スネルや佐々木が加入した今季の先発陣は昨季より層が厚く、投手復帰を焦る必要がないことも今回の判断に影響しているとみられる。まずは打者に専念することが、チームにも好影響をもたらしそうだ。

 今後は18、19日の東京ドームでのカブスとの開幕シリーズを終えて米本土に戻る23日以降にブルペン入りを再開する可能性が高い。その後、数度のライブBPをこなすと考えると、現実的な投手復帰は早くても5月中旬。慎重に歩を進めるとなると6月以降の復帰も視野に入ってくる。

 昨季に54本塁打で2年連続でタイトルに輝いた打撃は好調を維持している。初回に元ヤクルトのブキャナンから4戦連続安打となる左翼線二塁打。予定は3打席だったが、2、3打席目はバットを折られて凡退したことで首脳陣に「4打席目が欲しい」と直訴し、6回に左前打で今春初のマルチ安打とした。代走を告げられてベンチに戻った大谷にねぎらいの言葉をかけたロバーツ監督は「我々は“今日はバットが(よく折れて)多く必要だな”と話していた。最後の打席でバットを折らなかったので良かった」と冗談めかした。

 昨季に地面に左手をついたことで肩を脱臼して新たな形を模索中のスライディングは、初回に二塁から三塁にタッチアップした際は前日に練習した左手を腰に添える形ではなかったが、両手は地面につかなかった。愛犬デコピンと不自然な体勢で一緒に寝たことが原因となった首の寝違えも快方に向かっている。「打者・大谷」は、順調そのものだ。(柳原 直之)

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