ソフトバンク前田純 開幕ローテ入り猛アピール 3回完全 OP戦本拠地開幕戦で快投

[ 2025年3月5日 05:25 ]

オープン戦   ソフトバンク3―4ヤクルト ( 2025年3月4日    みずほペイペイD )

<ソ・ヤ>2番手で登板し3回無失点の前田純(撮影・岡田 丈靖)
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 ソフトバンクの前田純投手(24)が4日、ヤクルト戦に2番手で登板し、4回から3イニングをパーフェクトに抑えた。最速144キロの直球、チェンジアップを軸に新球カットボールも交えて力投。5回は3者連続三振に抑えるなど、計5三振を奪った。開幕ローテーション争いは有原、モイネロ、大関、新加入の上沢が有力で残りは2枠。飛躍を期すサウスポーが非の打ちどころのない投球で猛アピールした。

 オープン戦の本拠地開幕戦で申し分のない好投を見せた。前田純が3回を完全投球。5三振を奪う快投でヤクルト打線を黙らせた。

 「入りから“きちきち”というわけでなく、強い球をどんどんストライク先行でいきました。軸になる直球はだいぶ腕も振れて強さがあって良かった」

 ただ、最初はヒヤリとした。4回からマウンドに上がり、先頭打者は4番・村上。1ストライクから投じた142キロ内角直球が高めに浮いてしまい、右翼フェンスぎりぎりまで運ばれた。「あれは本当に入ったと。でも直球に強さはあるなと思いました」。後続を斬ると5回は圧巻の奪三振ショーだ。先頭の赤羽をカウント1―2と追い込むとクイックから直球を投げて空振り三振。続く浜田も142キロ直球で空振り三振に抑えた。さらに内山の打席ではこの日の最速144キロ直球を投じ、最後はチェンジアップで空振り三振に斬った。

 “完全料理”には新スパイスも混ぜだ。6回2死、ラスト9人目のサンタナの2球目には1月の長崎自主トレで楽天・早川から教わった新球カットボールを試し、ファウルを奪った。“味変”した後にチェンジアップを振らせ、最後も空振り三振でミッションを完了させた。

 出番を待つ間にはレジェンド左腕からの学びがあった。ヤクルトの現役最年長45歳、先発・石川が4回を1安打無失点と好投。「打者が“今、何を投げたの?”となるくらいの見逃し方とかは本当に理想ですし、参考になりました」と話した。

 実戦初登板となった2月15日の紅白戦から4試合に登板し、計9イニングを投げて4安打無失点と好投が続く。小久保監督も「投球術を持っているし、いいところを出してくれましたね」と称える。現時点で開幕ローテーションは、有原、モイネロ、大関、上沢まで内定。残りは2枠で3年目左腕が勝ち取る可能性は十分にある。

 愛称はイニシャルから「M・J」。「キング・オブ・ポップ」ことマイケル・ジャクソンさながらの軽快なステップで開幕へ向かっている。 (井上 満夫)

 《松本晴は修正力発揮 前田悠は2軍へ》H…3年目の松本晴は完璧な修正力で開幕ローテーション入りへ前進した。初回は先頭の塩見から連続二塁打を浴びるなどし2失点も、2、3回は完全に抑えた。最速149キロで3回2失点5奪三振。「初回はわくわくして、気持ちが入りすぎた。2回からは楽にいった。ここまで修正できるとは思いませんでした」と手応え十分だった。一方、先発争いの中にいた前田悠は9回に投げて1回無失点だったが、試合後に小久保監督は「(前田)悠伍は今日で終わり。ローテ争いからは外れます」と2軍調整を明言した。

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