ド軍指揮官 左肩手術のリハビリ過程で一発の大谷翔平に「若干の痛みが残っていると感じていたので驚きだ」

[ 2025年3月1日 13:16 ]

オープン戦   ドジャース―エンゼルス ( 2025年2月28日    グレンデール )

<オープン戦 ドジャース・エンゼルス>5回、ソロを放ったエドマンを出迎える大谷(左)とロバーツ監督(撮影・沢田 明徳)
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 ドジャース大谷翔平投手(30)が2月28日(日本時間3月1日)、古巣エンゼルスとのオープン戦に「1番・DH」で今季対外試合初出場。エンゼルス先発の花巻東の先輩、菊池雄星投手(33)からオープン戦初本塁打を放ち、3打数1安打1打点で試合を退いた。

 注目の菊池との第1打席。フルカウントに持ち込むと、高めに浮いた93.9マイル(約151.1キロ)直球を強振。左翼方向に高く上がった打球は軽々とフェンスを越え、ブルペンに飛び込んだ。昨季もオープン戦初戦の第3打席で同じく左翼へ一発を放ったが、今季は第1打席で一発と最速弾となった。総立ちでスマートフォンのカメラを構えていたファンも大熱狂で、大谷を祝福した。球団関係者によると、この一発の打球速度は107マイル(約172.2キロ)、飛距離は385.7フィート(約117.5メートル)だった。

 菊池は初回に2失点して一度は降板したが、2回から特別ルールで再登板。2死走者なしから大谷とこの試合2度目の対決が実現した。この打席はカウント1―1から甘く入ったスライダーをミスショットして遊飛に倒れ、打ち上げた大谷は悔しそうな表情を浮かべる場面もあった。

 5回先頭で迎えた第3打席は4番手右腕・シルセスとの対戦。この打席は2球であっさり追い込まれながらもボール球を見極めてフルカウントまで持ち込んだが、最後は内角の速球にバットが空を切った。この打席を終えると、ベンチを出て試合を退いた。

 大谷は昨秋ワールドシリーズで左肩を脱臼し、オフに手術。術後は初の対外試合となった。大谷の今春初出場を一目見ようと、ファンは開場前から約1000人が長蛇の列を作った。ドジャースとホワイトソックスがキャンプを行うメイン球場の収容人数は1万3000人。チケットは完売となる盛況ぶりを見せた。

 試合後、取材に応じたデーブ・ロバーツ監督は大谷の一発について「彼は我々を驚かせることをやめない。翔平が打席に立つたびに特別なことが起こるかもしれないから、よく見ていないといけないと話していたところだった。多くの期待を受ける中、彼が菊池から本塁打を打ったことはかなり特別なこと」と振り返った。

 オフに手術した左肩の状態については「彼は試合に出る状態に戻すために一生懸命努力してきた。ウエートルームでのトレーニング、リハビリのプロセスをしっかりやてきた。手術は成功し、シーズンへの準備の予定から一歩も遅れていない。菊池との対戦は厳しいものだったが、本当に良い打席だった。速球に対して良いスイングをした」と手応えを感じている様子だった。

 1年前との比較について問われると「春季トレーニングの現状を考えると、(手術を受けたと知っていなかったら)オフシーズンに彼が手術を受けたとは思わなかっただろう。良い状態だ」とコメント。手術から4カ月で痛みがないと言っていることに驚かされているかと問われると「それは驚きだ。若干の痛みや力不足が残っているだろうと感じていたので驚きだ。しかし、彼は一生懸命取り組んできたので、そう聞けてうれしい」と話した。

 大谷の今後の出場予定については「翔平は明日試合を休んで、2日(日本時間3日)の試合に出る」と明かした。

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