広島・森下が6年目で初の開幕投手「チームの中心で…」 新井監督が姿勢評価「今年見せてくれ」

[ 2025年2月26日 05:00 ]

<広島2次キャンプ>25年シーズンの開幕投手が決まった森下(撮影・平嶋 理子)
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 広島・森下暢仁投手(27)が3月28日の阪神戦(マツダ)で開幕投手を務めることが決まった。新井貴浩監督(48)が沖縄キャンプ最終クール初日だった22日に本人に通達。昨季は2年ぶり3度目の2桁10勝を挙げた右腕が、プロ6年目でついに初の大役を担う。今春キャンプでは4年ぶりに初日からブルペン入りするなど、精力的な動きを見せてきた。18年以来、7年ぶりのリーグ優勝へ向けて先陣を切る。

 6年目にして初の大役を射止めた。今春は大瀬良、森下、床田による三つどもえの争いを展開していた開幕投手の座がついに決着。「開幕いくぞ。任せたぞ」。そう新井監督から直接告げられた森下は意気に感じ、早くも闘志を示した。

 「(監督には)頑張りますと言いました。選んでもらえてうれしい気持ちと、やらないといけないなという気持ちです。チームの中心でやっていきたいという気持ちはずっと変わらない。とにかく頑張らないといけない」

 ようやく真新しいマウンドに立つ権利を得た。1年目の20年に10勝3敗で防御率1.91の成績を残して新人王を獲得。昨季は2年ぶり、3度目の2桁10勝を挙げた。5年間で通算47勝34敗。ただ、過去の実績だけで決まったわけではない。

 「練習での姿からも(姿勢や自覚は)感じます。持っているもの、力、素材を見たら、まだまだ物足りないと思う。今年見せてくれ、やってみろよという期待を込めて。中心として引っ張っていってくれよという感じ」

 森下の姿を見てきた指揮官は大黒柱への飛躍を期待し、指名したことを明かした。今春キャンプでは21年以来4年ぶりにキャンプ初日からブルペン入り。打ち上げ前日となったこの日は今春2度目のシート打撃に登板し、打者10人に対して安打性の打球は3本に抑えた。走者を置いた状況での投球では、クイックモーションやけん制など内野手や捕手との連係も欠かさなかった右腕。直球の最速は146キロ止まりも実戦を見据えた投球を行い、状態が上がってきていることを証明した。

 「ある程度、ゾーンに投げることができた。これから実戦が多くなる。結果を残せるようにやりたい」

 開幕の相手となる阪神には大山、佐藤輝、森下ら強打者が存在する。昨季は3試合に先発して1勝1敗も、防御率1・13は同一リーグの対戦別では最も良い。7年ぶりのリーグ優勝を狙うチームの先陣を切る上でも申し分ない。「本当に優勝したい。今まで以上の成績を残したい。いい準備をしてやれたらなという気持ちも強い」。既に自覚と責任感は芽生えている。虎狩りを託された背番号18が、エースへの第一歩を踏み出す。

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