西武・ネビン 頭部死球何の!“大谷魂”二塁打 父とエンゼルスでともに戦ったスターばり闘志見せた

[ 2025年2月18日 05:30 ]

紅白戦   紅組4―1白組 ( 2025年2月17日    南郷 )

4回、ネビンがフェンス直撃の二塁打を放つ(撮影・篠原岳夫)
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 西武は宮崎・南郷キャンプで初実戦の紅白戦を17日に実施し、主軸候補の新外国人タイラー・ネビン外野手(27)が4回に左翼フェンス直撃の二塁打を放った。初回初打席での頭部死球をものともせずに紅組3番で出場を継続。白組4番レアンドロ・セデーニョ内野手(26)は今年の「チーム1号」を含む3打数3安打で順調な調整を示し、新加入の外国人打者が課題とする得点力不足の解消を期待させた。

 大谷翔平の魂を知るサムライだ。ネビンは初回、来日初打席で頭部死球を受けた。抜けた変化球が直撃。「かすった程度。プレーしたい」。死球ではなくボールのカウントとして打席を継続しようとし、トレーナーに促されて“臨時代走”を送られた。

 「まだ日本の投手と対戦が少ない。アジャストしたい」という思い。ドジャース・大谷がエンゼルス在籍時に監督だったフィル・ネビン氏を父に持つ。家の中で凄さを聞かされることが多く、プロとしての振る舞いを学んだ。闘志あふれる貪欲な姿勢は、左肩を負傷しても昨秋ワールドシリーズに出場し続けた大谷と重なった。

 フェンス直撃二塁打を放ったのは4回先頭の2打席目。米国で対戦が少ない下手投げの与座の直球に「上がってくる軌道を、上から叩くことを意識した」と対応した。直後に生還して先制のホームを踏むと右手を突き上げた。

 取材を受けた西武ファンのお笑いコンビ「オードリー」の春日俊彰から贈呈された「大漁旗」が電光掲示板の上空にはためいた今春初実戦。昨季アスレチックスで7本塁打したネビンが貧打解消の「大量」得点を予感させた。対戦相手として見た大谷の本塁打は速すぎて目で追えず「レベルの高い生まれながらの才能を持った選手。実際に見られて感謝した」と、心がける強いスイングを実践するからだ。

 米国では1カ月半の春季キャンプ中に休養日は2日だけ。「日本は4勤1休のペース。次の練習に向けて体を調整できる」。27歳と若く謙虚。寿司店にも足を運び「値段が米国と比べて半分くらいだった。ありがたい」と感謝の心もある。

 左翼ファウルゾーンの飛球も好捕。頭部に投げたボーから試合後に謝罪され「アイム、グッド。イッツ、オーケー」と親指を立てた。昨季パ・リーグ歴代最低のチーム打率・212に沈んだ打撃陣の向上は、大谷を知る男にかかっている。(神田 佑)

 ≪23年マキノン以来外国人選手2桁本塁打なるか≫昨季は年俸2億1000万円でアギラー、同1億円でコルデロを補強。しかし、アギラーは30試合で打率・204、2本塁打、10打点、コルデロも23試合で打率・129、1本塁打、4打点と低調。7月には育成のガルシアを支配下に昇格させたが、19試合、打率・131、1本塁打、4打点に終わった。西武の外国人選手でシーズン2桁本塁打となれば23年のマキノン15本以来、20本以上なら16年に35本塁打したメヒア以来となるがどうか。

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