村神様後継弾だ!ヤクルト・沢井 豪快チーム1号!新打法でブレーク予感

[ 2025年2月16日 05:30 ]

練習試合   ヤクルト4―1広島 ( 2025年2月15日    浦添 )

<ヤ・広>8回、勝ち越し2ランを放つ沢井(撮影・尾崎 有希)
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 ヤクルト・沢井廉外野手(24)が15日、今季初の対外試合となった沖縄・浦添での練習試合・広島戦に「4番・左翼」で出場。8回1死二塁から、右翼芝生席へ会心の2ランを放った。長打力を買われ、中京大から22年ドラフト3位で入団したプロ3年目の左の大砲候補。豪快な今キャンプチーム1号で外野の定位置獲得と、「ポスト村上」に名乗りを上げた。

 薄曇りの沖縄の空に鮮やかな放物線を描いた。1―1の8回1死二塁。沢井は頭を整理して力を抜き、インパクトの瞬間だけ143キロ直球をハードに叩いた。打球は高く舞い上がり、右翼芝生席に着弾した。

 「ハードに当たったなという感じで、いい感じに振れた。同点だったので、ランナーを還すことができたのが凄く良かった」
 開幕1軍へ、そしてレギュラー獲りへ絶好のアピールとなる決勝弾。今キャンプ初実戦での豪快な一発は、沢井にとって大きな意味ある一撃となった。

 中京大中京(愛知)では、高橋宏(中日)の2学年先輩。中京大から22年ドラフト3位で入団し、今季3年目を迎える。ベンチプレス130キロ、スクワット200キロ超の怪力で「将来の大砲候補」と嘱望され、1年目の23年にイースタン・リーグ本塁打王(18本塁打)。だが、秋のフェニックス・リーグで右膝を負傷し手術した。リハビリで昨季は大きく出遅れ、ようやく9月8日の阪神戦でプロ初本塁打も、1軍出場は12試合にとどまった。

 昨年までは好機で力む悪癖が消えなかったが「今年は常に平常心で、一打席ごとにリセットしている」と意識を変えたことが脱力を生み、持ち前のパワーを効率的に生かすことにつながっている。打撃フォームも両膝を曲げて重心を低くし、バットを寝かせ、ステップもすり足気味に改良。昨季終盤にサンタナから「飛距離より、柵を越えればホームラン。高い頻度で柵を越えるようにした方がいい」という助言を受け、コンタクト率をテーマに取り組んだ成果が出た。

 来季メジャー挑戦する主砲・村上の後任候補1番手。高津監督も「彼らしい一発。アピールになったんじゃないか」と評価し「センター、ライトが空いている。大チャンスだと思う」と続けた。今季目標は「(打率)3割20本」と言い切る24歳。浦添キャンプ1号は、その第一歩になる。(秋村 誠人)

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