大谷翔平 悲願の世界一まであと1勝「もちろん明日決められるように」3連勝なら世界一確率100%
ワールドシリーズ第3戦 ドジャース4ー2ヤンキース ( 2024年10月28日 ニューヨーク )
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ドジャースの大谷翔平投手(30)が28日(日本時間29日)、敵地でのヤンキースとのワールドシリーズ(WS)第3戦に「1番・DH」で先発出場。第2戦で二盗を試みた際に左肩を亜脱臼して左肩の状態が心配されている中、3打数無安打、2四死球に終わったが、四球で出塁した初回と進塁打を放った3回にそれぞれフレディ・フリーマン内野手(35)の先制2ラン、ムーキー・ベッツ外野手(32)の適時打を呼び込み、3得点に絡む活躍でチームの3連勝に貢献した。開幕3連勝を飾った過去24チームは全て世界一に輝いており、悲願の世界一へ王手をかけた。
大谷は勝利が決まると、ナインとハイタッチ。他の選手が軽々とベンチを乗り越えてマウンドに駆け出したが、左肩亜脱臼の大谷は慎重にベンチを乗り越えて歓喜の輪に加わった。
試合後、会見場に半袖姿で現れた大谷は、試合前や試合中は温熱器具を左肩に当てて患部を温めていたと説明。「冷やさないことが大事と言われていたので、試合中も温めていました。セレモニーの時も同じのをつけていました」と話した。また、ユニホームの首元を左手でつかんでいたのは「スライディングをした時に同じように(手を)ついたら外れる場合が多くて、それを防ぐために」と説明し、スライディングした際に地面に手をつかないためだったとした。
怪我をした際の状況として「やった際はよくわからなかった」と説明。現状については「今は痛みも引いてきている。自分のスイングも戻ってきている。(左肩は)テーピングをしている。いつもと違う感じはしましたけど、そこまで大きくは違わなかったと思います」と説明した。痛めたのが左肩だったことに「基本的には逆サイドの方がきつかった。左肩で良かった。不幸中の幸いだったと思います」と話した。
世界一まであと1勝で悲願の世界一となったことには「もちろん明日決められるように。そのためにみんなであと1勝勝てるように。明日の試合に集中したいと思います」と意気込んだ。
敵地のファンから大ブーイングで迎えられた初回の第1打席。14度の素振りをこなし、左肩を2回回して臨んだこの打席は先発右腕シュミットの制球が定まらず、ストレートの四球で出塁した。出塁すると痛めている左肩を気づかうように左胸に手を当てて動きを制限する場面も見られた。1死後に3番フリーマンに先制2ランが飛び出したが、大谷は左手でユニホームの首元をつかんで左腕を振らずにゆっくりとダイヤモンドを一周した。
第2打席は2―0の3回無死一塁。カウント2―1から4球目のカーブに対してこの試合初スイングも空振り。それでも表情は変わらなかった。続く5球目に一塁走者エドマンがスタートを切り、ランエンドヒットの形となり、大谷はシンカーを打ち損じて二ゴロに倒れ、全力疾走は見せなかった。続くベッツが2死二塁から右前にポテン打を放ち、チーム3点目を奪った。
第3打席は3―0の4回1死一、二塁の好機。ここでヤンキースは3番手に左腕コルテスと投入した。この打席はフルカウントまで持ち込み、6球目は低めの厳しい速球をファウルにして逃げたが、7球目のカットボールにバットが空を切って空振り三振に倒れた。
米FOXは、大谷が走塁の際にユニホームの首元をつかみながら走塁する場面を公式Xで紹介。「大谷翔平は塁上で肩が余計な動きをしないようにしている」とつづった。「FOXスポーツ」のアナリストで“大谷マニア”として知られるベン・バーランダー氏は自身のXで「大谷翔平は左肩を守るために文字通りユニホームを押さえながら動いている」と投稿した。
大谷は第2戦の7回に二盗を試みた際に左肩を亜脱臼。試合直後にニューヨークへ移動したチーム本隊とは別に精密検査を受けてからチームに合流した。心配するナインを安心させるため、大谷はチームのグループチャットに「自分は大丈夫で試合に出るつもり」とメッセージ。デーブ・ロバーツ監督も「大谷の肩のMRI検査では、部分的な脱臼を確認したが、構造的な損傷はなかった」と患部の状態を説明。「多少の痛み、不快感はあり、その方が大きいと思う」と100%ではないとしつつも「彼は“出場する”と強く主張した」と大谷本人が出場を強く望んだことを明かした。
ドジャースとヤンキースの東西名門がワールドシリーズを戦うのは1981年以来43年ぶり12度目。大谷とジャッジ、両リーグ本塁打王同士の対決に周囲の注目度も例年になく高まっている。
過去119回のワールドシリーズで、開幕3連勝(引き分け含む)を果たしたチームは延べ24チーム。いずれも世界一に輝いており、優勝確率は100%だ。うち1910年のアスレチックス、1937年ヤンキース、1970年オリオールズの3チームを除いた21回は、いずれも4連勝で世界一となっている。
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