48号ゲットの女子大生は大谷翔平が「知っている唯一の選手」「クレイジー!」記念球「売るつもりない」

[ 2024年9月18日 09:22 ]

ナ・リーグ   ドジャース-マーリンズ ( 2024年9月17日    マイアミ )

大谷翔平の48号本塁打ボールをゲットしたジェナ・バンダービーゼンさん(撮影・杉浦 大介通信員)
Photo By スポニチ

 ドジャースの大谷翔平投手(30)が17日(日本時間18日)、敵地でのマーリンズ戦戦に「1番・DH」で先発出場。3回の第2打席で5試合ぶりの一発となる48号を放ち、48本塁打&48盗塁とした。

 4点を追う3回1死一塁、相手先発・マコーンの内角に入った82・2マイル(約132・3キロ)のスイーパーをフルスイング。高く上がった打球はあっという間に右翼席に着弾。この一発は打球速度105・3マイル(約169・5キロ)、飛距離402フィート(約122・5メートル)、打球角度32度を計測。右翼上段席、4階相当の高さに着弾した。

 この48号ボールをゲットしたのは大学2年生のジェナ・バンダービーゼンさん(19)だ。「彼の打ったボールに人々が飛びついたけど、壁に跳ね返ってきて、地面に落ちたボールを拾った」と争奪戦の末、転がってきたボールを運良く拾ったという。

 バンダービーゼンさんは大谷の本塁打の直前に「ここに誰かが本塁打を打ったら…という話をしたところだった」といい、近くに飛んできたことに驚いた様子だった。

 そして、「正直、私は野球の大ファンというわけではなく、しっかり知っているのは彼(大谷)くらい」と野球は詳しくないことから、知っているのは米国でもスーパースターとして注目を集める大谷ぐらいと正直に告白。その上で「彼を生で見られるのにワクワクしていた」とし、本塁打ゲットに「あり得ないことだから、まだ震えています。知っている唯一の選手(の本塁打ボール)なんてクレイジー!」と興奮気味に語った。

 バンダービーゼンさん自身はワシントンDC近郊出身で、姉がマイアミに住み、職場の友人の彼がドジャースファンということで、この日は現地観戦。「マイアミに3時間前に着いたばかり。30分前に到着し、球場の外でチケットを手に入れた。何でこんなことになったのか、ワイルドな経験です!」と自分でも何が何だか分からないという状況だという。

 それでも「ボールは間違いなくキープします。特別なものだから、お金では価値は測れない。売るつもりはない」とキッパリ。友人が「売ったらいくらになる?」などと騷ぐとバンダービーゼンさんは「(大谷の記録のことは)オンラインで知ったばかり。オーマイガッド!今の私はショックを受けていて、本当のことではないみたい」とまだ信じられないと驚きを隠せなかった。

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

野球の2024年9月18日のニュース