巨人・井上温大8勝目ならず「悔しい」4回に先制許し5回2失点降板 直後に船迫が2者連続被弾で0―4に

[ 2024年9月14日 19:53 ]

セ・リーグ   巨人―ヤクルト ( 2024年9月14日    東京D )

<巨・ヤ>5回を投げ終え、ベンチで阿部監督と言葉をかわす井上(左)(撮影・木村 揚輔)
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 巨人の5年目左腕・井上温大投手(23)が14日のヤクルト戦(東京D)で今季13度目の先発登板。4回に2点先制を許して5回5安打2失点で降板し、今季8勝目を手にすることはできなかった。

 2試合連続今季5度目となる大城卓との先発バッテリーでマウンドへ。

 だが4回、先頭のサンタナに中前打され、1死後、オスナに右中間へ適時二塁打されて先制を許すと、増田に四球を与えて一、二塁。ここで杉内投手チーフコーチがタオルと水を持ってマウンドに向かい一呼吸入れたが、続く山田に三遊間を抜かれる左前適時打を打たれて2点目を失った。

 続く5回は3者凡退で仕留めたが、この回が終わると、阿部慎之助監督(45)がベンチに座った井上のもとに歩み寄り、二人でしばらく会話。6回のマウンドには2番手右腕・船迫が上がり、降板となった。

 井上の投球内容は5回で打者20人に対して71球を投げ、5安打2失点。2三振を奪い、1四球&1死球を与え、直球の最速は148キロだった。

 前回登板した7日のDeNA戦(東京D)では初回に先制を許すも2回以降は二塁を踏ませず、6回4安打1失点と好投。だが、打線の援護に恵まれず、8勝目を逃していた。

 なお、0―2の6回から登板した2番手右腕・船迫は1死から村上、オスナにいずれも真ん中付近へ入った初球を2者連続本塁打とされて2失点。0―4となっている。

 ▼井上 マウンドにあがる時は毎回、先制点を与えないつもりで投球しているのですが、今日も先に点を与えてしまったことがとても悔しいです。もっと粘り強く投球できたかなと思います。今日の反省を次につなげたいです。

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