【球宴】巨人・丸佳浩2929日ぶり一発で敢闘選手賞 全セ岡田監督の丸ポーズに大喜び「宝物になった」

[ 2024年7月23日 21:55 ]

マイナビオールスターゲーム2024第1戦   全セ11―6全パ ( 2024年7月23日    エスコンF )

<全パ・全セ1>2回、丸が2ランを放ち丸ポーズで生還(撮影・篠原岳夫)
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 巨人の丸佳浩外野手(35)が全セの「2番・右翼」に入って先発出場。球宴では8年ぶり2本目となる本塁打を放つなど4打数2安打2打点と活躍し、全セの1103日ぶり球宴勝利に貢献した。

 丸は敢闘選手賞を受賞。賞金100万円を贈呈された。

 0―0で迎えた2回、全セ打線が一挙10安打9得点と大爆発。丸は4―0となり、2死三塁で入った第2打席で相手先発左腕・山崎福也が1ストライクから投じた2球目、高めチェンジアップを右翼スタンドへ叩き込んだ。

 丸が球宴で本塁打するのは、広島時代の2016年7月16日に行われた第2戦(横浜)で塚原(オリックス)から打って以来2929日ぶり2本目。ベンチでは全セを率いる岡田監督(阪神)も含めてみんなで“丸ポーズ”で出迎えた。4回の第3打席も2番手右腕・エスピノーザ(オリックス)から右前打を放つなどマルチ安打を記録して5回の守備からベンチに退いた。

 丸との一問一答は以下の通り。

 ――ホームランはチェンジアップに反応して?
 「浮いてきた変化球だと思うんですけど、ホームラン打てたらいいなぁ…くらいで臨んだので。難しいかなと思っていたんですが、打てた。うれしい気持ち半分、びっくりした気持ち半分」

 ――いつもよりはちょっと大きいのを打てた。
 「きょうだけは気持ち大きくいこうかなと思っていました」

 ――8年ぶりのホームラン。
 「感触良かった。確か、8年前もホームラン打ったんですけど、周りも凄い打ってて賞とれなかったんですよ。今年も多分、周りも打ってるので、多分(賞は)とれないと思うんですが…僕の中ではうれしいホームランでした」

 ――記録的な攻撃でベンチの雰囲気は。
 「お祭り騒ぎじゃないですけど、凄い盛り上がっていた。試合前にも岡田監督から“セ・リーグは連敗中だからなんとか勝とうや”と話をされていたので。いい形で攻撃できてよかった」

 ――岡田監督も丸ポーズをしていた。
 「そうなんですよ!僕にとっても非常に宝物になったというか。なかなかそんな機会ないと思うんで、びっくりしました」

 ――年下の選手からも学びたいと言っていたが。
 「いろいろバッティングのこととか話したりした。それぞれみんないろんな感覚持っているんだなと改めて感じました。年齢はセ・リーグでも上のほうですけど、まだまだ学べることはたくさんあるなと思いました」

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