日本プロ野球選手会 選手への誹謗中傷問題で声明「対策を一層強化してまいります」

[ 2024年7月22日 15:52 ]

日本プロ野球選手会・森事務局長
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 日本プロ野球選手会は22日、選手に対する権利侵害性が認められ、複数のアカウントに関する情報の開示を命じる旨の決定が裁判所からなされたことを受け、顧問弁護士による誹謗中傷対策チームがさらに責任を追及すべく、手続きを進めていく方針を示した。

 誹謗中傷投稿は具体的には、「消えろ」、「ゴミ」、「カス」などのさまざまな表現を含むという。「当会は、選手が誹謗中傷に晒されることなくプレーに集中できる環境を整えるために、今後も誹謗中傷対策を一層強化してまいります」と声明を出した。

 野球の魅力が最大限発揮される素晴らしいシーズンになるよう協力を求め、「ファンのみなさまには、繰り返しのお願いにはなりますが、誹謗中傷等を拡散しないこと、SNS等での投稿にあたってマナーを守っていただくことを改めてお願いするとともに、選手の力になる前向きなご声援をたくさん送っていただけることを心より願っています」とした。

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