“怪物新人”スキーンズがジャッジとの“モンスター対決”160キロ超で三ゴロ 注目彼女も中継に

[ 2024年7月17日 09:38 ]

オールスター・ゲーム   ナ・リーグ―ア・リーグ ( 2024年7月16日    アーリントン )

ナ・リーグの先発を務めたパイレーツ・スキーンズ(AP)
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 パイレーツの新人右腕ポール・スキーンズ投手(22)が16日(日本時間17日)、米テキサス州アーリントンで開催されたオールスター戦でナ・リーグの先発として登板。1回を無失点に抑えた。

 ア・リーグ首位打者の先頭・クワンを遊飛に打ち取ると、オリオールズの新星ヘンダーソンも投ゴロ。2死からソトを四球で歩かせたことで、ジャッジとの新旧“モンスター”対決が実現。

 ジャッジが初球の99・7マイル(約160・5キロ)の直球に手を出し、三ゴロに打ち取られ、初対決はスキーンズに軍配が上がった。この日の最速はソトへの5球目、100・1マイル(約161・1キロ)だった。

 MLB公式サイトのサラ・ラングス記者が自身のX(旧ツイッター)で「オールスターの初回に100マイルを超す球を複数投げたのは、2024年スキーンズ、2018年クリス・セール、2012年ジャスティン・バーランダー」と記し、6年ぶり史上3人目の快挙となった。

 全米ドラフト1位の選手が翌年オールスターゲームに選出されるのはMLB史上初めてで、新人がオールスター戦の先発を託されたのは95年の野茂英雄(ドジャース)以来、29年ぶりとなった。

 スキーンズの恋人、オリビア・ダンはスキーンズと同じルイジアナ州立大の体操選手で、インスタグラムが約520万人、TikTokが約800万人のフォロワーを誇るインフルエンサー。学生ながらスポンサー収入は年間3億円以上とも言われている。レッドカーペットでも一際、視線が集中した。スキーンズの登板中、米中継にダンが映し出され、注目度の高さを伺わせた。

 最速101・9マイル(約164キロ)を誇り、今季11試合で無傷の6勝、防御率1・90。

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