オリ・中嶋監督「現時点で1番弱いんじゃないですかね」 ここ6戦で零敗4度「どれだけ必死にやって…」

[ 2024年7月17日 21:24 ]

パ・リーグ   オリックス0-6西武 ( 2024年7月17日    ベルーナD )

<西・オ>オリックス・中嶋監督(撮影・篠原 岳夫)
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 試合後取材の終わり際、オリックス・中嶋監督は感情を押し殺し、冷静な口調で「現時点で1番弱いんじゃないですかね。って感じがします」と口にした。

 散発3安打で三塁すら踏めず、青山にプロ初勝利を完封で献上。ここ6試合中4敗は全て零敗で、今季14回目の完封負けだ。「どれだけ必死にやっているか。淡々とやってるように見えないようにしてほしいですね。どうしてもああやってポップフライだったら淡々とやっているように見えちゃいますし、よくはないですよね。必死にやっているのが今日は西武に見えたわけですし、ああいう連打になるわけですし」。指揮官は語気を強めた。

 打線の流れに引きずられるように、先発の宮城は5回無安打投球から一転して6回途中5失点KO。「リズムよくいっていたんですけど、ピンチの時も同じリズムで入ったってのは、そこでちょっと強弱つけなきゃいけないかなってのは思いますけど。もう一つ間を空ける作業が必要だったかなと思うし、ここはもうバッテリーで考えなきゃいけないことじゃないですかね」。課題を指摘した中嶋監督は「(今回のような大量失点は)1年に1回と願いましょう」と、エース左腕の後半戦以降の活躍に期待を込めていた。

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