広島・末包 4番決勝2ランで新井監督に100勝贈った 大役4戦目で初本塁打&初打点「最高の結果」

[ 2024年6月7日 06:30 ]

交流戦   広島3ー1日本ハム ( 2024年6月6日    マツダ )

<広・日>初回2死二塁、先制の2点本塁打を放ち、三塁を回ってポーズを決める広島・末包(撮影・北條 貴史)
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 広島・末包昇大外野手(28)が6日の日本ハム戦で初回に先制の決勝5号2ランを放って2連勝を呼んだ。4番では4試合目で初本塁打&初打点。今季は本塁打すれば5戦5勝で存在感を示した。九里亜蓮投手(32)は7回1失点で2勝目。就任2年目の新井貴浩監督(47)が広島監督では5番目に速い195試合目で通算100勝に到達した。

 末包が初球を仕留めた。初回2死二塁で下手投げ鈴木の内角直球を捉え、ライナーで左翼席の看板を直撃。先制の5号2ランで勝利を呼び込んだ。

 「昨日の秋山さん同様、初回から先制点を取ろうと思っていた。絶対に(内角に)来るだろうなと思ったので割り切っていった。最高の結果になって良かった」

 前夜は秋山の初回初球先頭打者本塁打からの6得点で5連敗から脱出。触発された初球打ちで5月29日のオリックス戦以来、7試合28打席ぶりの一撃が生まれた。4番では4試合目で初本塁打&初打点。本塁打すれば今季5戦5勝へ伸びた。

 練習から手応えがあった。「内角、外角に関係なく(体の)前にバットを放り出すイメージで打球も飛んでいた。同じように初球からいけた」。思い描いた通りの打撃で新井監督に通算100勝目を贈った。

 「責任は全部取るからと言ってもらい、楽になる声かけをしてくれているし、打撃フォームも教えてくれる。ある程度、自由に積極的にいけるようにやらせてもらっている」

 前夜は8回無死一、二塁の好機で当たり損ねの投ゴロ。結果的に走者が進み、追加点につながった。「進塁打のサイン出してないのに進塁打を打ったけど、大丈夫?」と冷やかされた新井監督に会心の一撃を見せつけ、「今日は僕の勝ちです」と笑った。程よい“距離感”で重圧を解いてくれる。

 新井監督は他でもない赤ヘル4番の大先輩。広島4番としては565試合で91本塁打を残した。同じドラフト6位入団から3年目。新4番の道を歩み始めた教え子の殊勲弾で節目の勝利をつかみ、「選手に感謝したい。また一つ一つ積み上げていきたい。末包は“今日ホームラン打ちます”と言っていた。本当に打ちましたね」と喜んだ。

 交流戦は4勝5敗で折り返し、後半3カードへ。「今後そういう(4番)起用が続くようであれば、自分なりに考え方も変えていかないといけない」。末包が自覚を新たに、さらなる高みを見据えた。(長谷川 凡記)

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