広島・九里 来場した親交深いプロレスラーの期待に応える2勝目「思った通りの投球ができた」

[ 2024年6月7日 06:30 ]

交流戦   広島3ー1日本ハム ( 2024年6月6日    マツダ )

<広・日>プレゼンターのプロレスラー内藤哲也(左)と記念撮影に納まる広島・九里(撮影・北條 貴史)
Photo By スポニチ

 これぞチームを勝利に導く投球だ。広島・九里が7回を無四球で4安打1失点の好投。5月18日の巨人戦以来となる2勝目を手にし「しっかり(ストライク)ゾーンで勝負していこうと(捕手の)石原と話をして、思った通りの投球ができた」と充実感に浸った。

 真っすぐで押して、多彩な変化球を織り交ぜる。従来とは正反対の配球で手玉に取った。6回まで二塁を踏ませず零封。7回に先頭の右中間三塁打と犠飛で1点を失っても動じず、最後は松本剛を空振り三振に斬ってガッツポーズだ。

 親交の深い新日本プロレスの内藤哲也がスポンサーゲームのゲストで来場。「今日勝つと、僕は今年の観戦10勝目。ぜひ九里投手に決めてほしい」と期待された通りの快投で応えた。試合後はそろって記念撮影に収まり、九里も「勝ててよかった」と笑った。

 監督通算100勝目のウイニングボールを手渡した新井監督からは「申し分ない。ストライク先行でテンポも良かった」と絶賛され、「そういうことに携われたのはうれしく思う」とまた笑顔だった。

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

野球の2024年6月7日のニュース