中日・梅津 被災地を勇気づける快投を「野球を見ることで楽しい気持ちになる。救われる。頑張らないと」

[ 2024年3月12日 05:45 ]

中日・梅津
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 東日本大震災から13年がたち、中日・梅津は改めて被災地を勇気づける快投を誓った。

 「プロ野球選手全員が思っていることですが、自分は一層、身を引き締めてやらないといけない」

 宮城県仙台市出身で、中2の時に被災。家族らは無事だったが、度重なる余震にさらされた。21年末には山井投手コーチらと同気仙沼市などを慰問。「野球好きな方々から、“野球を見ることで楽しい気持ちになる。救われる”と。改めて頑張らないと、と思った」。この日はナゴヤ球場で練習し、小笠原らと黙とうをささげた。

 13日西武戦(ベルーナドーム)で先発見込み。体調不良の影響で、3回1失点だった2月21日ロッテとの練習試合(北谷)以来の登板となるが、「バランス良く投げたい」と言葉に力を込めた。

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