大谷翔平がドジャースデビュー戦で衝撃の新天地“1号” 第3打席で左翼席へ188日ぶりアーチ

[ 2024年2月28日 06:25 ]

5回、2ランを放つ大谷(撮影・白鳥 佳樹)
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 ドジャースの大谷翔平投手(29)が27日(日本時間28日)、アリゾナ州グレンデールでホワイトソックスとのオープン戦に「2番・DH」で移籍後、初出場。5回の第3打席で移籍後、初ホームランを放った。

 5回2死二塁の第3打席は相手5番手・リオーネにフルカウントまで粘り、6球目を左翼席へ放り込んだ。

 詰まったように見えたが、高く上がった打球は歓声に後押しされ、左翼席へ。デビュー戦での一発にファンも総立ちで大喜びした。飛距離377フィート(約115メートル)、打球速度102マイル(約164キロ)のアーチとなった。

 昨年9月4日のオリオールズ戦の試合前フリー打撃で右脇腹を痛め欠場。その後、右肘手術も受けたため、実戦は実に177日ぶり。本塁打は昨年8月24日のレッズとのダブルヘッダー第1戦の第1打席で2ランを放って以来、188日ぶりとなった。

 デビュー戦の第1打席は過去2打数2三振と苦手にしている相手先発左腕・クロシェットに見逃し三振に倒れた。それでも大谷が打席に入ると、観客席からは一際、大歓声。第1打席では強振にどよめきが起きるなど、大注目の打席となった。

 第2打席は18~20年までエンゼルスで同僚だった相手3番手・アンダーソンと対戦。3回無死一、三塁の好機で訪れたが二ゴロ併殺に打ち取られた。

 韓国ソウルで開催される3月20、21日の開幕シリーズ、パドレス戦までに「50打席」を目安としている大谷。ここまでライブBP(実戦形式の打撃練習)だけで9打席を消化。安打は本塁打の1本だけだったが、初実戦に備え着実に準備を整えてきた。

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