カブス・鈴木がメジャー3年目のキャンプイン「昨年より動けている」30スイング5本の柵越え

[ 2024年2月20日 08:29 ]

メディアの取材を受ける鈴木(撮影・笹田 幸嗣通信員)
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 カブスの鈴木誠也外野手(29)は19日(日本時間20日)、アリゾナ州メサの球団施設でメジャー3年目のキャンプインを迎え「昨年よりも動けている。体の状態もいい」と手応えを口にした。昨春はキャンプ時に左脇腹を痛め無念のWBC出場辞退となった。

 「ちょっと偏ったようなトレーニングをやってしまった」と反省し「今年は動きの中でのトレーニングは数多くできた。去年と体重は変わらないが、動き的には全然今年の方がいい」と万全の様子。フリー打撃では力みのないフォームから30スイングで5本の柵越えを放ち「マン振りしてもあまりいいことはない。マン振りしない中でどれだけ出力を出せるか。確率良くいいバランスでしっかり振れるように」と今季のテーマを口にした。

 ライブBPは3打数無安打。23日(同24日)には早くもオープン戦が始まる。「体は全然いける状態。たくさんの投手に立って、打席数もしっかり立って開幕に向けて頑張っていきたい」。

 昨季は日本人の右打者として初めて20本塁打を放ち、打率・285、74打点の成績を残した。更なる飛躍へ向け「個人的に目標設定しているところはありますけど、あんまり言いたくないですね」。来るべきシーズンへ向け静かに闘志を燃やした。

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