江川卓氏が巨人期待の大砲オドーアのバッティングを分析「そこを振るかで日本野球への対応分かる」

[ 2024年2月6日 17:54 ]

オリオールズ時代のルーグネッド・オドーア(AP)
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 元巨人の江川卓氏(68)が自身のYouTube「たかされ」を更新。期待の新外国人大砲ルーグネッド・オドーア内野手(29=パドレス)の打撃を分析した。

 オドーアの打撃映像を見た江川氏は「きれいなスイングしている。インコースの膝元のボールが好きなんでしょう。よく捉えている」と指摘した。

 メジャー通算178本塁打と期待は大きい。

 江川氏は「インコースの膝元のストレート系、スライダー系をまく打つのは分かるが(対戦が)一巡した時、日本の場合はフォークボールという縦の変化がすごくあるので、そこを振っていくのかでまったく違う。あるいは外のシュート系のボールまで手を出すのかは分からない」と解説した。

 江川氏はスイングが小さく見えるため2割7、8分打っていそうだと指摘したが、実際メジャーでは2割3分と打率は高くない。

 巨人が獲得したのは「スイングが小さいのでフォークは待てるという判断なのだろう」と分析したが、縦の変化や逃げるボールへの対応に真価が問われそうだ。

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