ソフトバンク・和田毅「この件に触れたくない」「一生懸命投げていく」山川の“人的補償”騒動に初言及

[ 2024年1月15日 14:04 ]

インタビューに応える和田  (撮影・成瀬 徹)
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 ソフトバンクの和田毅投手(42)が15日、長崎で行っている自主トレを公開。西武からFA加入した山川穂高内野手(32)の人的補償と一部で報道され、“プロテクト漏れ”が判明したことに初言及した。

 和田をめぐっては山川の人的補償と一部メディアで報道され、28人のプロテクトリストから漏れていたことが判明。小久保新監督には有原とともに開幕ローテーション当確と告げられ、43歳シーズンに挑むベテラン左腕にとって屈辱的事実であり、国内外から注目を浴びる騒動となった。その後、人的補償は甲斐野央で決まった。

 和田は騒動について報道陣から尋ねられると「いろいろな報道が記事とか出てるみたいですけど、自分としては、もうこの件に触れたくない思い、考えたくないのが1番の自分の思いなので」と心境を吐露。続けて「あとはいろんなところから今、来ていただいているファンの皆さんとか、応援していただいているファンの方からのメッセージとかもいただいているので、自分ができることとすればチームのために一生懸命に投げることだけです。その準備をしっかりとするだけだなと、そういう気持ちです」と今季への覚悟を口にした。

 今回の騒動をめぐってはファンからも多数心配される声が届き「すごくありがたい気持ちです。自分が今までやってきたことというのは、ファンの皆さんにとって少しでも受け入れてもらっていたのかなと思いますけど、今後ともチームのためファンのため一生懸命投げていくだけ」と結んだ。

 ここまでの自主トレを振り返り「状態はあんまり良くないです。年末にちょっと足が張って、キャッチボールもあんまりうまくできない部分はあるんですけど、2月1日のキャンプにはしっかり良い状態でいけると思うので、逆にこういう年齢でもあるので、我慢するところは我慢しないといけないなと」と冷静に自分の体と向き合い「ようやく走れるようになってきたし、トレーニングに関してはしっかりできているので、そのあたりは大丈夫かなと思います」と語った。

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