「投げ抹消」繰り返す投手に救済措置　「特例」来季導入を正式決定

9月にＮＰＢを訪問した（左から）ヤクルト・小川、巨人・菅野、日本プロ野球選手会・森事務局長
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　日本野球機構（NPB）と12球団による実行委員会が4日、都内で行われ、投げ抹消による先発投手の「特例」新設が決まった。

　先発投手が登板間隔を長めに空けるために出場選手登録を外れる「投げ抹消」。同抹消が繰り返される投手は、FA権取得に必要な出場選手登録日数がたまらないことへの救済措置が、日本プロ野球選手会と検討されてきた。

　この日、FA資格日数を加算する新たなルールが来季から導入されることが決定。先発投手が登板から6日以内に登録を外れ、14日以内に再び先発した場合には6日間が加算される。9月にはNPBと日本プロ野球選手会の事務折衝に巨人・菅野、ヤクルト・小川が出席し、特例の新設を直談判していた。