阪神ドラ6・津田「新人王を目指したい」契約金3000万円、年俸720万円で仮契約

＜阪神　仮契約＞目標を記した色紙を持ち、カーブの握りを見せる阪神ドラフト6位・津田淳哉（撮影・平嶋　理子）
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　阪神からドラフト6位指名を受けた大経大・津田淳哉投手（22）が3日、大阪市内で入団交渉に臨み、契約金3000万円、年俸720万円（金額は推定）で仮契約。最速152キロの直球とカーブ、スライダーで緩急をつけた投球を得意とする本格派右腕は、岡田監督の参謀役だった大経大・高代延博監督の教えを守り、徹底的に走り込んで備えていることを明かした。

　「今はとにかく走れ、暇があれば走れ、と。息の長い投手になってくれと言われています」。プロの世界に飛び込む準備として現在は400メートル走、ポール間走などに励んでグラウンドを駆け回る日々。「投手は走れ」は昔からの格言だが、岡田監督がオリックスの監督を務めた11、12年の2年間、1軍ヘッドコーチを務めた高代監督から“岡田イズム”を吸収している。

　今秋の阪神のドラフト指名8選手で大トリの入団同意。「シーズンを通して1軍で投げ続けて、最終的に新人王を目指したい」。下位指名から目標を達成するためにも走りまくってケガをしない体をつくり上げ、岡田監督にアピールする。　（松本　航亮）