阪神、日本ハムで活躍 榊原良行さん肺炎で死去 74歳 引退後は阪神コーチなどを歴任

[ 2023年11月27日 05:15 ]

現役時代の榊原良行さん

 現役時代は阪神、日本ハムで活躍した榊原良行(さかきばら・よしゆき)さんが肺炎のため、名古屋市内の病院で死去したことが26日、分かった。静岡県浜松市出身。74歳だった。

 榊原氏は社会人チームの日本楽器から74年ドラフト4位で阪神に入団し、バットを短く持ってコンパクトに振り抜く打撃と内野ならどこでもこなせる万能性と堅実な守備でファンを魅了した。4年目の78年には105試合に出場して打率・288をマーク。81年オフに日本ハムへトレード移籍し84年に現役を引退した。

 引退後は指導者の道へ進み、86年からは古巣・阪神の1軍守備・走塁コーチなどを歴任。現役時代もともにプレーした岡田監督が2軍助監督兼打撃コーチだった98年は2軍内野守備コーチとして指導。99年からは台湾プロ野球でもコーチを務めるなど、これまで数多くの選手を育てた。

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