天理新監督に天理大藤原監督が就任「一体感あるチームづくりを」 天理大監督は三幣助監督が昇格

[ 2023年11月27日 19:01 ]

 高校野球の天理(奈良)は27日、新監督に同校OBで天理大監督の藤原忠理氏(58)が就任すると発表した。来年1月1日付で、今年限りで退任する中村良二監督の後任を務める。

 藤原監督は、天理高3年夏の甲子園に正捕手として出場。その後、奈良産大(現奈良学園大)、ニコニコドーを経て、母校・奈良産大監督に就任した。14年からは天理大監督として11度のリーグ優勝に導き、ロッテ・友杉らをプロに輩出した。

 今月の明治神宮大会敗退後に就任要請を受けて、22日に快諾。天理大ではアドバイザーに肩書きを変更し、現役部員の就職活動のサポートなどを続ける。スポニチ本紙の取材には「伝統あるチームの指導に身の引き締まる思いだ。大学の指導しか経験しておらず戸惑いはあったが、OBの一員として恩返しをしたい。一体感のあるチームづくりを進めたい」とコメントした。

 天理大の監督には、三幣(みぬさ)寛志助監督(43)が昇格する。

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