慶大日本一の立役者・外丸が虎ドラ1の下村を「尊敬している」理由とは

[ 2023年11月21日 05:15 ]

明治神宮大会最終日・大学の部決勝   慶大2―0青学大 ( 2023年11月20日    神宮 )

<青学大・慶大>2回、青学大・西川(左)の打球に飛びつく慶大・外丸(撮影・木村 揚輔) 
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 バックネット裏の記者席で「どっちも負けるな…」と手に汗をにぎって応援した。11~16年にNPB審判員を務めた経験がある記者は大会前、ブルペンで投球をジャッジするスポニチ本紙企画で青学大・下村と慶大・外丸を取材。2人の球道にうなり、人間性にもほれた。

 「両投手が決勝で投げ合うはず」という大会前の予想は現実となり、外丸が先発し、下村は0―0の6回から登板。結果は企画取材の際に「下村さんの後に僕の球を見たらガッカリするかも」と謙遜していた外丸が大一番で完封を決めた。

 試合後、会見場で「やったね!」と声をかけると「実は僕、下村さんを尊敬しているんです。体が大きくなくても凄いボールを投げる。あんな投手になりたい」。下村はプロで、外丸は大学でさらに大きくなる。(アマチュア野球担当キャップ・柳内 遼平)

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