中日ドラ1草加　即戦力右腕が立てたプロ3カ条　チーム孝行、親孝行して、あのレジェンドを目指す

中日からドラフト1位指名を受けた亜大・草加が仮契約
Photo By スポニチ

　中日からドラフト1位指名された亜大・草加が14日、都内で入団交渉に臨み、契約金1億円プラス出来高5000万円、年俸1600万円で仮契約（金額は推定）した。最速153キロの即戦力右腕はプロ入りへ向け、3カ条の誓いを立てた。

　（1）「開幕カードで投げられるように」　来季開幕カードは敵地・神宮で挑むヤクルト3連戦。草加にとっては縁が深い球場で、大学最終登板となった10月19日の国学院大戦は5安打完封と好相性を誇る。「神宮は投げやすい。そこまでにしっかりアピールしたい」と意気込む。

　（2）「熱い方という印象。自分もそうなれるように」　闘将の背中を追いかける。球団レジェンドの故星野仙一さんと同じ岡山県出身で「誰もが知っていて、素晴らしい結果を残された方」。その“イズム”を受け継ぎ、プロでの飛躍につなげる構えだ。

　（3）「契約金で母に、いい車をプレゼントしたい」　女手一つで育ててくれた母・明美さんへの親孝行に努め、プロの舞台で活躍することが恩返し。竜のドラ1右腕が来季逆襲のワンピースになる。　（湯澤　涼）