またも波乱…2年連続準V校が初戦敗退 広陵、大会屈指の好右腕・高尾が6回7失点「県大会で調子悪く…」

[ 2023年11月15日 15:23 ]

明治神宮野球大会高校の部1回戦   広陵6―7星稜 ( 2023年11月15日    神宮 )

<広陵・星稜>広陵先発・高尾(撮影・村上 大輔)
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 2年連続準優勝の広陵(広島)が星稜(石川)に6―7で敗れて初戦で敗退した。

 最速147キロ右腕の高尾響(2年)が6回6安打7失点(自責2)で降板した。3―0の3回に一挙5安打5失点を献上するなど踏ん張り切れず、「有利なカウントで投げられなかった。変化球でストライクを取れるようにしないといけない」と課題を持ち帰った。

 1年春から背番1を担い、今年は春夏連続で甲子園を経験した絶対的エース。大会屈指の好右腕が初戦で姿を消し、「県大会では調子が悪くて、中国大会で状態を戻してこられたが…。四球を減らせるようにしないといけない。1年生のときから目指している日本一を取れるようにしないといけない」と成長を誓った。

 ◇高尾 響(たかお・ひびき)2006年5月22日生まれ、福岡県糟屋郡出身の17歳。粕屋東中では飯塚ボーイズに所属して投手と二塁手。広陵では1年春の中国大会から背番号1を背負い、2年春夏連続で甲子園出場。50メートル走6秒3、遠投115メートル。1メートル72、73キロ。右投げ右打ち。

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