広島・西川龍馬がFA宣言「パの野球に興味あった。新たな自分探しを」 オリ・ソフトなど獲得へ本腰か

[ 2023年11月14日 10:16 ]

広島・西川龍馬
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 国内フリーエージェント権(FA)を保有し、去就が注目された広島の西川龍馬外野手(28)が14日、権利を行使する意思を表明した。広島市南区の球団事務所で「先ほど申請書を提出した。少なからずパ・リーグの野球に興味があった。環境を変えて、新たな自分探しができたら…と思う」と語った。

 先週には秋季キャンプ地の宮崎・日南を極秘訪問。新井貴浩監督(46)監督と対面とFA宣言する意思を直接伝えた。「監督からは“電話でいい”と言われたけど、それは許されないと思った。“龍馬が決めたことなら応援する。悔いのないように”と言っていただいた」。律儀な西川らしい行動だった。

 敦賀気比高から社会人野球の王子に進み、15年ドラフト5位で入団。巧みなバットコントロールによるミート力に定評があり、16~18年のリーグ3連覇に尽力した。今季は今季は終盤にかけて右脇腹痛による離脱があったものの、2年ぶりに規定打席に到達し、出場109試合でリーグ2位の打率・305、9本塁打、56打点をマーク。5年ぶりのクライマックス・シリーズ進出に貢献した。

 球団は、打線の中核を成す主力の慰留に誠意を尽くしてきた。2日にあった残留交渉では、今季年俸1億2000万円から大幅増となる3年契約で総額6億円(推定)を提示したとみられる。鈴木清明球団本部長(69)は「彼が葛藤の中で決めた道を進むのだから、送り出してあげないといけない」と語った。

 西川は、チームへの愛着と球団への感謝の気持ちの狭間で悩み、揺れ動いていた。「宣言するとは言ったものの、寂しい気持ちが一番。(在籍)8年間は凄く濃い時間だった。カープを陰ながら応援するし、僕も負けないように頑張りたい」とし、前を向いた。

 通算2970打席で打率・299を誇る左打者を巡っては、オリックス、ソフトバンクなどが興味を示しており、FA宣言を受け、本腰を入れて獲得に乗り出すとみられる。

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