今季2勝止まり西武・与座海人「来年はやるしかない」球速アップ掲げ12月は高橋と初の米自主トレ

西武の与座
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　今季2勝止まりだった西武・与座海人投手（28）が10日、秋のテーマ球速アップを掲げた。

　埼玉・所沢市の球団施設の秋季キャンプでは体の構造から見直してフォームを修正中。「右膝も左膝も左足も体幹の動きも、もう1度、全部見直して自信持って投げられるように。出力を出せるトレーニングを考えながらやっている」とブルペンでは何度も下半身の動きを確認していた。

　10勝した昨年は最速136キロで平均130キロだった直球が、今季はそれぞれ2キロダウン。先発の柱として期待されるも2軍落ちを経験し「全くダメだったので、来年はやるしかない。そういう気持ちです」と強い危機感を抱いている。

　12月からは1年年下のエース高橋に志願して初のアメリカ自主トレに参加予定。「環境の変化で新しい発見があったりするのかなと。自分の考えだったり、枠を取っ払えるように変化を求めていきたい」と逆襲に燃えている。