負傷交代のオリックス・杉本は「左足首に痛み」試合後は松葉杖も「治して日本Sで打てるように」

パCSファイナルステージ第4戦   オリックス―ロッテ （ 2023年10月21日    京セラD ）

＜CS2　オ・ロ（4）＞8回、先頭の杉本は内野ゴロを放つも走らず。そのままベンチ裏へ（撮影・長久保　豊）
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　オリックスは21日、杉本裕太郎外野手（32）が「左足首の痛み」を訴え、途中交代したと発表した。杉本はこの日の試合で8回に遊ゴロを放った際、走塁中に足を痛め、負傷交代していた。

　球団は22日以降について「患部の状態を確認しながら、今後の動きを検討していきます」とした。

試合後、松葉杖で球場を後にした杉本は「(痛めた瞬間は)打った走り出しです。足首す。まだ何かは分からないんで」と説明。MVP受賞には「今日もいいとこで打てたんで。治して、また日本シリーズで打てるように頑張ります」と語った。

　杉本はCSファイナルステージ4試合すべてに先発。14打数6安打3打点の活躍でMVPに輝いた。ただ、試合後のセレモニーは参加することができず、表彰式は石川亮が代役で受賞した。
　
　チームではこの日、正遊撃手の紅林も左手首の違和感で大事を取って欠場。3年連続となる日本シリーズ進出を決めたものの主力2人が離脱となれば、大きな痛手となるだけに患部の状態が心配される。