東大・松岡 法大相手に完投初勝利! 17年の宮台以来 チームの連敗25でストップ

[ 2023年10月9日 05:00 ]

東京六大学野球第5週第2日   東大4―2法大 ( 2023年10月8日    神宮 )

<東大・法大>勝利し歓喜の完投勝利を挙げた松岡(中央左)ら東大ナイン(撮影・木村 揚輔)
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 2回戦2試合が行われ、東大は法大を4―2で下して22年秋以来の勝利。先発右腕・松岡由機投手(4年)が7安打2失点で完投し、リーグ戦初勝利を挙げた。9日の3回戦に勝利すれば、17年秋の同戦以来、6年ぶりの勝ち点となる。

 27個目のアウトを左飛でつかむと東大ナインは優勝が決まったかのようにベンチを飛び出した。142球を投げ抜いたマウンドで昨秋の慶大戦以来となる勝利のハイタッチを交わした松岡は「まだ実感が湧きません」と素直な心境を明かした。

 尻上がりに調子を上げた。3回までに2失点も「力感なく、制球重視の考えに変えた」と5回以降は無安打投球。「最後は気持ちでした」と7安打2失点で東大投手としては17年秋の宮台康平(元日本ハムなど)以来となる完投勝利を挙げた。

 打っても2回に適時打を放ち、投打の活躍でチームの連敗を25(1分け挟む)で止めた松岡。6年ぶりの勝ち点へ向け「勝ち点2で自力で最下位脱出を決められるよう、まずは勝ち点1を取りたい」と3回戦を見据えた。(村井 樹)

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