中日・大島 嬉しかった周平と京田の花束贈呈 さらにサプライズで恩師登場「まさか。びっくりした」

[ 2023年8月26日 20:29 ]

セ・リーグ   中日0-2DeNA ( 2023年8月26日    バンテリンD )

<中・D>3回、大島は2000本安打を達成し、元同僚の京田(左)から花束を受け取る(撮影・椎名 航)
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 中日の大島洋平外野手(37)が、26日のDeNA戦(バンテリンドーム)で2000安打を達成した。21年栗山巧(西武)以来、プロ野球通算55人目の快挙。10年3月27日の広島戦でジオから二塁内野安打(一塁走者に打球が当たり守備妨害)を放ってから、入団14年目でついに節目の1本を記録した。

 中日在籍中の達成者は、17年荒木雅博以来6年ぶり。生え抜き選手では78年高木守道、85年谷沢健一、03年立浪和義、前出の荒木に続く5人目で、社会人野球出身選手では、05年古田敦也、12年宮本慎也、15年和田一浩に続く4人目となった。実働14年での達成は13年のラミレスに次いで、7人目の日本人最速タイだ。

 3回に節目の一打を放つと、一塁には同僚の高橋周、前中日のDeNA・京田が花束贈呈役として祝福してくれた。「周平は自主トレもしてるし、ご飯も行くし、京田も、ご飯行くし、チームは変わったけど、かわいい後輩から花束をもらえてうれしかったです。おめでとうございます、と言ってもらいました。ありがとう、がんばれよ、と返しました」と、塁上でのやり取りを明かして、感謝した。

 さらに驚いたのが、享栄高校時代の野球部監督・柴垣旭延氏だった。「まさか、いるとは思わなかったのでびっくりした。高校時代、お世話になったので、見に来ているのも知らず、その場面を見せられてよかったです。本当におめでとう、ようここまでやってきたな、と言ってもらえました」とサプライズでの登場を振り返った。

 そのうえで「もともと本塁打や外野の頭を越す、というタイプではないので、野手の間を抜く打球をと教えてもらいましたが、それをプロでも続けられてよかったと思います」と2000安打につながる教えに感謝していた。

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