仙台育英の強さを物語る選手層の厚さ 次の主役は応援団から生まれる?

[ 2023年7月21日 05:31 ]

第105回全国高校野球選手権宮城大会準々決勝   仙台育英5ー0東北 ( 2023年7月20日    石巻市民 )

<東北・仙台育英>満塁本塁打を放った斎藤敏とハイタッチする須江監督(右)=撮影・柳内 遼平
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 【記者フリートーク】ロースコアの展開の中、記者は仙台育英応援団がいる一塁側後方の内野席に移動した。背番号をもらえなかった選手たちは、他校ならば主力だったかもしれないが声をからして応援していた。

 斎藤敏は直球を打ち砕いて試合を決めた。須江監督はベンチ外となり、練習の打撃投手を務めた147キロ右腕・山口廉王(2年)、143キロ右腕・佐々木広太郎(2年)らに「練習のサポートが大きかった。速さに慣れていたので振り負けなかった」と感謝した。

 昨夏は宮城大会でベンチ外の岩崎生弥(いくや)が、甲子園決勝で満塁弾を放った。次の主役は応援団から生まれるかもしれない。(アマチュア野球担当・柳内 遼平)

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