鈴木誠也に元ヤンキース監督が太鼓判「後半は数字が上がっていく。不運でゴロアウトが多いだけ」

[ 2023年7月16日 11:12 ]

カブス・鈴木誠也(AP)
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 カブスの鈴木誠也外野手(28)がレッドソックス戦に「2番・右翼」で出場、5打数1安打だった。4回の3打席目は2番手右腕テーラー・スコット投手と対戦、2-2から6球目の内角高め、94マイルのシンカーをライナーで打ち返し、右前打となった。

 この日の現地の実況解説はヤンキース、フィリーズで監督を務めたジョー・ジョラルディ。

 鈴木の長打率が昨季の・433から・396に下がっていることについて触れ、「誠也のハードヒット率は50%で、1年前の41・3%より上がっている。強い打球が増えているのに、不運でゴロアウトが多いだけ。彼の打席を見ていて、後半は数字が上がっていくと感じる」と話した。

 フィールドレポーターが「誠也がオールスター前のニューヨークへの遠征中に、今までスイングのこととかを考え過ぎだった。それよりも投手に向かって行く気持ちを大事にしたいと話していた」と報告すると、「打者が打席でメカニックを考えていたのではだめ。なぜなら投手との勝負はあっという間に終わってしまうから。反応で行かないと。そこに気付けて良かった」と解説した。

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