守備職人が「代打の神様」DeNA・大和 また“波動砲”代打の打率.375

[ 2023年6月29日 22:36 ]

セ・リーグ   DeNA3―5広島 ( 2023年6月29日    マツダ )

<広・D>7回、代打・大和が適時打を放つ(撮影・奥 調)
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 DeNAは救援陣が崩れて今季2度目の同一カード3連敗を喫したが、7回には一時同点に追い付く粘りを見せた。

 今季初登板初先発となった広島・野村を打ちあぐね6回まで無得点だったが、継投につけ込んだ。2点を追う7回、2番手・ターリーを攻め立て1死二、三塁のチャンスをつくると、7番・伊藤の代打に送られたのは、前日の試合で右足を痛め先発を外れていた宮崎。リーグ打率トップを走る男はきっちりと犠飛を打ち上げ、1点を返した。

 なおも2死三塁の場面で、8番・森にも代打。代わって打席に入った大和内野手(35)が4球目の内角の直球を中前にはじき返し、同点の走者を還した。

 これで大和の今季代打成績は16打数6安打3打点で、打率.375。阪神時代の14年にゴールデングラブ賞を獲得するなど“守備職人”の印象が強い男は、バットでもベンチで頼れる存在となっている。いぶし銀の働きにファンも「代打の神様」「頼もしすぎる渋さ」「波動砲出た!」とSNS上で敬意を表した。

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