DeNA、広島に3連敗　ハマスタで阪神に3連勝の勢いがビジターでは一変　三浦監督「ホームでやり直す」

セ・リーグ   広島5―3DeNA （ 2023年6月29日    マツダスタジアム ）

＜広・D＞7回途中、マウンドに上がりエスコバーの交代を告げた三浦監督（右）（撮影・奥　調）
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　本拠地では抜群の強さを誇るDeNAが敵地・マツダで広島に3連敗を喫した。

　昨年9月10日・ヤクルト戦以来の登板となった野村に6回までゼロ行進だったが、7回から2番手・ターリーに代わると打線が目を覚ました。1死二、三塁から右足の張りで先発を外れた代打・宮崎が右犠飛を放つと、代打・大和の中前打で同点とした。

　だが勝負所で中継ぎ陣が踏ん張りきれない。その裏に登板した3番手・エスコバーの不調から2点を勝ち越され、力尽きた。首位浮上どころか、3位・広島に1・5ゲーム差まで迫られた。

　三浦監督は今季3度目の同一カード3連敗に「結果として受け止めます」と切り出すと「この3連戦は（点を）取ったら、すぐ取られたっていうところでリズムをつくれなかった」と嘆いた。

　これでホームは23勝8敗1分の勝率・742ながらビジターでは15勝21敗の同・412と低迷。それでもあす30日からは本拠地・ハマスタに移動して中日、ヤクルト3連戦となるだけに、指揮官は「チーム全体として、またホームに帰ってやり直します」と語気を強めた。