花巻東・佐々木麟太郎、最後の夏へ向け「命を懸けて戦う」 高校通算本塁打は138本まで増

[ 2023年6月21日 23:06 ]

最後の夏に向けて意気込みを語った花巻東の佐々木麟太郎(撮影・村井 樹)
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 今秋ドラフト1位候補の花巻東(岩手)の佐々木麟太郎内野手(3年)が21日、取材に応じた。甲子園出場を目指す運命の抽選会を前日に控え「まずは岩手で優勝旗をつかんで甲子園にいきたい」と意気込みを語った。

 花巻東は今春、県大会で5連覇を果たすと続く東北大会でもベスト8入り。佐々木も5月の沖縄遠征で痛めた背中について「ほぼ完治している」と話し、「これからまだまだ調子も上げていけると思う」と続けた。

 佐々木自身、高校入学後5度の岩手県大会制覇を誇るが夏の優勝は0。2年春に出場した選抜に続く自身2度目の甲子園がかかる今夏に向け、「自分自身の結果イコールチームの勝利につながる」と、確固たる決意を示した。

 高校通算本塁打は東北大会後から4本増え、138本であることも明かした佐々木。最後の夏は真っ向勝負してもらうことも少なくなることが予想されるが、「限られた打席で一球一に集中し、最大限の結果を残したい」とこれ以上ない覚悟を示した。

 規格外のパワーを誇り、高校野球ファンなら一度は見たい聖地・甲子園での特大本塁打。その挑戦権を得るためにもまずは、「どこが相手でも自分たちのプレーを貫きたい。命を懸けた戦う」と、勝負の夏へ向けたチームの思いも代弁した。(村井 樹)

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