ソフトB・増田「大根すりポーズ」で鼓舞 昇格即スタメンに応えたタイムリー&1号

[ 2023年4月20日 05:05 ]

パ・リーグ   ソフトバンク2―3西武 ( 2023年4月19日    ベルーナD )

<西・ソ>9回、ソロを放ち生還する増田(撮影・久冨木 修)
Photo By スポニチ

 1軍昇格即大暴れだ。ソフトバンクは19日、西武と対戦(ベルーナドーム)。今季1軍初昇格の増田珠内野手(23)が、4回に一時同点となる適時打、9回には今季1号ソロを放つなどスタメン起用に応えた。また前日18日には7失点すべてが本塁打4発による失点だった投手陣は、この日も先発の東浜巨投手(32)が2被弾を浴び5回途中3失点で降板。今季2度目の連敗を喫し2位・西武とのゲーム差はなしとなった。

 正直、どっちの応援か分からなかったが力に変えた。1―3の9回先頭での最終4打席目。マウンド上は西武増田で打者は増田。フルカウントまで声援が続く中、6球目の内寄り直球をコンパクトに振り抜くと左翼席にライナーで飛び込む1号ソロ。1点差とした。

 「一定した精神状態で、結果を先に求めないようにと。気負わず、やろうと思ったことをやろうと決めて、らしさが出せました!」

 “同姓対決”を制した男は、ベンチ前で師匠でもある巨人・松田から譲り受けた「マスオー!」と叫ぶ本塁打パフォーマンスで仲間を鼓舞。同点、逆転を願ったものの、かなわなかったが惜敗の光明となった。

 この日から今季初昇格し「8番・右翼」で初スタメン。2安打2打点で全得点を稼いだ。0―1の4回2死一塁では先発・隅田の初球、内角高め直球を捉えて同点の中適時二塁打。二塁上では2軍活動時に仕込んだ新パフォーマンスでベンチを盛り上げた。「ペッパーミル」ポーズの和風版を独自考案。大根をエアーで擦る「大根すりポーズ」を披露。2軍関係者に「ゴマをするな」と大根の持ち方まで入念に指摘を受けた通り、的確に決めた。

 2回2死での1打席目には、フルカウントから四球で出塁。同じ長崎県出身の隅田は、対戦こそないが中学硬式のシニア時代から知る左腕。“同郷対決”も制し「昨日から(対戦は)あると思って。長崎なんで負けられんし、めちゃくちゃ思い出に残りました」と照れながら喜んだ。

 宮崎春季キャンプからA組(1軍)スタート。しかしオープン戦最終の3月26日広島戦後に2軍行きを告げられた。それでもウエスタン・リーグ15試合で二塁打8本、本塁打1本を含む打率・340、5打点。10四死球を選ぶなど出塁率・456で長打率・574と結果を残してきた。内容を藤本監督は映像でチェックし続けて、即スタメン起用した。

 「状態いいし自分の打撃ができている。よう打ったと思うよ。これを続けたらレギュラーになっていくんやないか」

 味方打線は8回まで毎回出塁も、うち5度が2死から。指揮官にとってもあと一打が欲しかったところでの増田のひと振りは際立っていた。元気も粘りもあるムードメーカーのアピールが始まった。(井上 満夫)

「ソフトバンク」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2023年4月20日のニュース