ゴールデンルーキー日本ハム・矢沢 ど派手な“相棒”黄金バットでアピール

[ 2023年1月22日 06:00 ]

金色のバット、バッティンググローブの矢沢(撮影・長久保 豊)
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 ゴールデンボーイが、黄金バットで猛アピールする。日本ハムの「二刀流」ドラフト1位左腕・矢沢宏太投手(22=日体大)が千葉・鎌ケ谷での新人合同自主トレ第4クール初日の21日、打撃練習で金色のバットを使用し、快音を響かせた。20日に春季キャンプの1軍スタートが決定。かつて新庄剛志監督(50)も使用した「黄金バット」で、開幕1軍入りを目指して「打の刀」を磨く。

 室内練習場の照明に反射し、バットがひときわ輝いた。矢沢が打撃練習で握っていたのは金を基調に、グリップ部分が黒い「黄金バット」。練習用のお気に入りの一本だった。
 「かっこいいなと思って使っています。凄く気に入っていますね」

 マシンやティー打撃で使った金色バット。日体大3年時までの試合用と同型で、4年時に練習用に移行しプロ入りを機に金色にした。試合用と同じ85・5センチだがグリップエンドがやや太めで、このバットを使う目的は、右手の意識付けにある。

 矢沢は左投げ左打ち。左手の力が強く、手首の返りが早くなる癖がある。やや太いグリップエンドの理由は「右手を意識しやすい。左手の力が入らないように、右手を意識してって感じです」と説明。スイングをリードする右手の意識と、左腕とのバランスを確認するためのものだ。

 黄金バットと言えば新庄監督だ。現役時代の05年7月23日、甲子園での球宴第2戦。公式戦では使用禁止の金色のバットで打席に。二ゴロに倒れたが「予告ホームラン」ポーズを決めるなど話題を集めた。その指揮官は矢沢について「僕としては野手の方で」と1軍スタートが決まった沖縄・名護キャンプで、まずは野手としての能力を見る意向。矢沢はキャンプにも黄金バットを携え、アピールを目指す。

 日体大時代、久米島キャンプで沖縄を訪れた矢沢。ソーキそば、サーターアンダギーも「めっちゃ好きです。楽しみ」とし「新人らしく元気にいろんなものを吸収してやっていきたい」とプロ初のキャンプへ意気込んだ。打撃用革手袋にも金色を入れた二刀流。「期待の若手」を意味する「ゴールデンボーイ」が、金バットで輝く未来を切り開く。(田中 健人)

 ▽金色 色名のひとつで、黄金、こがね色とも呼ぶ。一般に、オレンジがかった黄色で金属のような光沢をもった色のこと。英語ではgold(ゴールド)。カラーセラピーなどでは富や豊かさ、地位、名声などの意味を持ち、成功や高級感の象徴とされる。欧州では太陽の色のイメージ。ポジティブさや活力にあふれる色とされている。

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