西武・松井新監督 森友哉のFA移籍は「チームとしては本当に痛いですけど…」率直な心境語る

[ 2022年12月5日 11:42 ]

西武の松井稼頭央新監督
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 西武で来季から指揮を執る松井稼頭央新監督(47)が4日、お笑いコンビ「とんねるず」の石橋貴明(61)がパーソナリティーを務めるTBSラジオ「Paravi presents 石橋貴明のGATE7」(日曜後8・00)にゲスト出演。森友哉選手(27)のオリックスへのFA移籍について語った。

 石橋が「一番最初に聞きたいんですけど、監督になってスタートしてすぐに森くんがオリックスに行ってしまう。このニュースを聞いた時に監督としてはどんな心境で」と松井監督に直球質問をぶつけた。

 松井監督は「正直、守備の要、打撃の要なので友哉が抜けるってなるとチームとしては本当に痛いですけど、僕もFAで出た人間なので“残ってくれ”とは当然言えず…。僕は交渉の席には入ってなかったんですけど、友哉ともファンフェスタで話しましたけど、友哉も本当に悩んだと思います。でも、もう一度自分を高める意味でも挑戦したいって気持ちが本人にあったと思いますので」と自身もFA権を行使し、メジャー移籍しただけに森の挑戦に理解を示した。

 その上で今季、日本一になったオリックスへの移籍について「友哉もいろんなバリエーションあると思うんですよね。捕手もあるし、もちろんDHもあるし、吉田(正尚)くんがアメリカ行く可能性が出てきたから、外野の可能性もあるわけじゃないですか。いろんなバリエーションで守れるのかなって思いますね。外野も捕手もDHも行くでしょうし、自分のチームじゃないけどそういうイメージはしますよね」と警戒を強めた。

 それでも「源田、外崎が残ってくれたので」と国内FA権を行使した外崎修汰、来季中に国内FA権を取得する見込みの源田壮亮と複数年契約を結べたことに安堵。二遊間を守る2人だけに移籍した場合を「想像したくないですよね。想像できないですよね」と語り、両者の活躍に期待を寄せた。
 

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2022年12月5日のニュース